特許
J-GLOBAL ID:200903053033503140

信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉竹 英俊 ,  有田 貴弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-092067
公開番号(公開出願番号):特開2008-252587
出願日: 2007年03月30日
公開日(公表日): 2008年10月16日
要約:
【課題】 複数の原信号が混合された混合信号から、対象となる原信号を良好に復元することができる信号処理装置を提供する。【解決手段】 分離信号生成部20は、周波数領域に変換された1フレーム分の混合信号から、互いに独立した複数の分離信号を生成する。マスク処理部30は、第1および第2分離信号に基づいて、周波数ビン毎に第1分離信号の雑音状況を判断する。またマスク処理部30は、雑音状況の判断結果に基づいて求められた第1雑音成分を第1分離信号から除去する。雑音量計測部40は、第1分離信号の雑音量を計測する。雑音信号選択部50は、雑音量計測部40によって計測された雑音量に基づいて、周波数便毎に雑音信号を選択する。雑音除去処理部60は、周波数ビン毎に、マスク処理部30より入力された雑音除去信号から第2雑音成分を除去する。また雑音除去処理部60は、第2雑音成分が除去された雑音除去信号を目的信号として出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の波動源のうち対象となる波動源から出力された原信号を目的信号として復元する信号処理装置であって、 (a) 各々が、前記複数の波動源から出力された複数の原信号につき、該複数の原信号の混合信号として観測可能な複数の観測部と、 (b) 各観測部で観測されて周波数領域に変換された1フレーム分の前記混合信号から、互いに独立した複数の分離信号を前記フレーム内の周波数ビン毎に生成する分離信号生成部と、 (c) 前記複数の分離信号のうち前記目的信号に対応する第1分離信号と、前記複数の分離信号のうち前記第1分離信号以外の第2分離信号と、に基づいて、前記第1分離信号の雑音状況を判断する処理と、 雑音状況の判断結果に基づいて求められた第1雑音成分を前記第1分離信号から除去することにより雑音除去信号を生成する処理と、 前記雑音状況の判断結果に基づいて雑音状況信号を生成する処理と、 を、前記フレーム内の周波数ビン毎に行うマスク処理部と、 (d) 前記マスク処理部側から入力された前記周波数ビン毎の雑音状況信号に基づいて、前記フレーム毎に、前記第1分離信号に含まれる雑音量を計測する雑音量計測部と、 (e) 前記雑音量計測部によって計測された前記雑音量に基づいて、前記周波数ビン毎に、前記第2分離信号のうちの1つの信号を雑音信号として選択する雑音信号選択部と、 (f) 前記雑音信号に基づいて生成された第2雑音成分を、前記雑音除去信号から前記周波数ビン毎に除去するとともに、前記第2雑音成分が除去された前記雑音除去信号を目的信号として出力する雑音除去処理部と、 を備えることを特徴とする信号処理装置。
IPC (2件):
H04R 3/00 ,  G10L 21/02
FI (5件):
H04R3/00 320 ,  G10L21/02 101B ,  G10L21/02 102A ,  G10L21/02 103Z ,  G10L21/02 201D
Fターム (1件):
5D020BB07
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 日本音響学会2006年春季研究発表会講演論文集
審査官引用 (1件)
  • 日本音響学会2006年春季研究発表会講演論文集

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