特許
J-GLOBAL ID:200903053070851271

背景ノイズが共存する符号化音声の品質を向上させるためのシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-547612
公開番号(公開出願番号):特表2003-522964
出願日: 1999年05月04日
公開日(公表日): 2003年07月29日
要約:
【要約】背景ノイズが共存する符号化音声の品質を向上させるためのシステムおよび方法である。たとえば、この発明は、通信ネットワークを介して符号化音声信号を受取り、次に、その中に含まれる異なったパラメータを復号化しかつ合成して、合成音声信号を発生する。この発明は、合成音声信号内に表わされる非音声期間を決定する。決定された非音声期間は次に、シミュレートされた背景ノイズを出力信号に注入するために利用される。さらに、非音声期間はまた、シミュレートされた背景ノイズを合成音声信号の音声期間といつ組合せるべきかを決定するためにこの発明によって用いられる。この発明の結果得られた出力信号は、音声期間どうしの間に実質的に存在する背景ノイズとは対照的に、背景ノイズの連続した存在のために、人の耳にはより自然かつ現実的に聞こえる向上された合成音声信号である。
請求項(抜粋):
背景ノイズが共存する符号化音声の品質を向上させるための方法であって、前記方法は、 (a) 合成音声部分および合成背景ノイズ部分を有する合成音声信号を発生するステップを含み、受取った符号化音声信号に基づく前記合成音声信号は、線形予測係数、ピッチ係数、励起コードワードおよびエネルギを含み、さらに、 (b) 前記合成音声信号の前記合成背景ノイズ部分に対応する前記符号化音声信号から抽出される前記エネルギのサブセットおよび前記線形予測係数のサブセットを用いて背景ノイズ信号を発生するステップと、 (c) 前記背景ノイズ信号と前記合成音声信号とを組合せて、自然に聞こえる出力合成音声信号を発生するステップとを含む、方法。
IPC (4件):
G10L 19/04 ,  G10L 19/12 ,  G10L 21/02 ,  H03M 7/30
FI (4件):
H03M 7/30 Z ,  G10L 9/14 J ,  G10L 9/14 S ,  G10L 9/14 F
Fターム (9件):
5D045CA01 ,  5D045CC02 ,  5J064AA01 ,  5J064BB03 ,  5J064BB07 ,  5J064BC02 ,  5J064BC08 ,  5J064BC21 ,  5J064BD02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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