特許
J-GLOBAL ID:200903053480326948

水和物の形成を抑制する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-503253
公開番号(公開出願番号):特表平11-509185
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】水和物形成成分を有する流体中におけるクラスレート水和物の形成を抑制する方法には、ペンダントC1-3アルキル基を有するポリマー主鎖を有する実質的に水溶性のポリマーを含む抑制剤を用いて、該流体を処理することが包含され;該ポリマーは、約1,000〜約6,000,000の平均分子量を有する。好ましくは、ペンダントアルキル基は、メチル基である。石油流体流中におけるガス水和物結晶の核形成、成長及び/又は凝集の割合を、アルキル化ポリマー主鎖抑制剤を用いて低減させ、それにより、石油流体流を運ぶパイプ中における水和物閉塞の形成を抑制する。予期せぬことに、メチル基を有するポリマー主鎖をアルキル化することにより、そのアルキル化ポリマーについての過冷温度が、その非アルキル化同等物よりも、少なくとも約2°F(約1.1°C)高くなることが示される試験結果を開示する。抑制剤を、望ましくは、低濃度、例えば、オイル又はガス流中に存在する水の約0.01〜約5重量%の濃度範囲で使用して、水性相を有する石油流体を効果的に処理する。
請求項(抜粋):
水和物形成成分を有する流体中におけるクラスレート水和物の形成を抑制する方法であって、少なくとも2種のペンダント基を有するポリマー主鎖を有する実質的に水溶性のポリマーを含む抑制剤を用いて該流体を処理することを含み、該第1のペンダント基が、炭素、窒素及び酸素からなる群から選択された原子を少なくとも2種有し、該第2のペンダント基が、C1-3のアルキル基であり、該ポリマーの平均分子量が、約1,000〜6,000,000であることを特徴とする該方法。
IPC (6件):
C07C 7/20 ,  F17D 1/00 ,  C08F 20/56 ,  C08F 26/00 ,  C08F 26/02 ,  C08F 26/06
FI (6件):
C07C 7/20 ,  F17D 1/00 ,  C08F 20/56 ,  C08F 26/00 ,  C08F 26/02 ,  C08F 26/06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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