特許
J-GLOBAL ID:200903053658379242

クライアント・サーバシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-141279
公開番号(公開出願番号):特開平10-334027
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 地理的に離れた複数のクライアント端末からサーバへのアクセス権の平等化を図る。【解決手段】 接続要求信号がサーバSで時刻T2に受信されると、端末CからサーバSまでの仮伝送遅延時間を算出する。サーバSは時刻T3に接続応答信号を端末Cに応答する(S20 )。この接続応答信号が端末Cで時刻T4に受信されると端末CとサーバSとの間の時刻の誤差(=端末誤差A)を求める。次に、端末Cは、端末IDおよび端末誤差Aを含む遅延申告パケットをサーバSへ送信する(S30)。この遅延申告パケットを受信したサーバSは、この遅延申告パケットに含まれる端末誤差Aから端末CとサーバSとの間の真の伝送遅延時間を求め、端末Cに対する応答の待ち受け時間Eを設定し、登録を行った後、登録完了通知信号を生成し端末Cに送信する(S40 )。端末Cがこの登録完了通知パケットを受信すると、サーバSとの間でデータ転送を行うことができる(S50 )。
請求項(抜粋):
クライアント用時刻回路を有するクライアント装置を少なくとも二つ含み、サーバ用時刻回路を有するサーバ装置を含むクライアント・サーバシステムにおいて、前記クライアント装置はそれぞれ、前記サーバ装置との間の伝送遅延時間を測定するために送信時刻を含む伝送遅延時間測定用信号を生成して送信する伝送遅延時間測定用信号送信手段と、前記サーバ装置からの応答信号を受信し、前記サーバ用時刻回路の時刻に対する前記各クライアント用時刻回路の時刻誤差を求め、これらの時刻誤差の信号を前記サーバ装置に送信する時刻誤差送信手段とを含み、前記サーバ装置は、前記各クライアント装置からの前記伝送遅延時間測定用信号を受信し、前記各クライアント装置と前記サーバ装置との間の仮の伝送遅延時間を求めると共に前記伝送遅延時間測定用信号の受信時刻および該応答送信時刻を含む前記応答信号を生成し、前記各クライアント装置に送信する応答信号送信手段と、前記各クライアント装置から前記各時刻誤差信号を受信し、前記各クライアント装置と前記サーバ装置との間の真の伝送遅延時間をそれぞれ求め、これらの真の伝送遅延時間を比較し、真の伝送遅延時間が小さいクライアント装置に対しては、大きい遅延時間後に応答処理を行い、真の伝送遅延時間が大きいクライアント装置に対しては、小さい遅延時間後に応答処理を行う、または遅延なしで応答処理を行う伝送遅延保証手段とを含むことを特徴とするクライアント・サーバシステム。
IPC (6件):
G06F 13/00 357 ,  G06F 13/00 351 ,  H04L 12/44 ,  H04L 12/56 ,  H04L 29/08 ,  H04L 29/14
FI (6件):
G06F 13/00 357 Z ,  G06F 13/00 351 C ,  H04L 11/00 340 ,  H04L 11/20 102 A ,  H04L 13/00 307 Z ,  H04L 13/00 315 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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