特許
J-GLOBAL ID:200903053826859123

転動疲労寿命の安定性に優れた軸受用鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  菅河 忠志 ,  二口 治 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-256261
公開番号(公開出願番号):特開2009-084647
出願日: 2007年09月28日
公開日(公表日): 2009年04月23日
要約:
【課題】転動疲労寿命の安定性に優れた軸受用鋼材を提供する。【解決手段】C:0.95〜1.10%(質量%の意味、以下同じ)、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.50%以下(0%を含まない)、P:0.020%未満(0%を含まない)、S:0.020%未満(0%を含まない)、P+S:0.020%以下(0%を含まない)、Cr:1.30〜1.60%を含み、残部:鉄および不可避不純物からなり、規定の条件で測定して求められる硬さばらつき率が、20%以下であることを特徴とする転動疲労寿命の安定性に優れた軸受用鋼材。【選択図】なし
請求項(抜粋):
C:0.95〜1.10%(質量%の意味、以下同じ)、 Si:0.15〜0.35%、 Mn:0.50%以下(0%を含まない)、 P:0.020%未満(0%を含まない)、 S:0.020%未満(0%を含まない)、 P+S:0.020%以下(0%を含まない)、 Cr:1.30〜1.60%を含み、 残部:鉄および不可避不純物からなり、 下記条件で測定して求められる硬さばらつき率が、20%以下であることを特徴とする転動疲労寿命の安定性に優れた軸受用鋼材。 〈硬さばらつき率の測定条件〉 (i)測定箇所: 棒状または線状鋼材であって、球状化焼鈍および焼入れ焼戻ししたものについて、 ・圧延方向に垂直な任意の切断面におけるD/4位置(Dは圧延材の直径、以下同じ)[90°ごとに4箇所(以下、各箇所をa〜dと称する)]、および ・圧延方向に平行な切断面(但し、この切断面は、上記a、b、cまたはdのD/4位置と圧延材の軸心を通る)における上記D/4位置 [90°ごとに4箇所(以下、各箇所をa’〜d’と称する)] の合計8箇所 (ii)測定方法: a〜d、a’〜d’の各箇所において、上記D/4位置を中心とする10mm線(上記Dに平行な線)上の300gHv硬さを、0.1mm間隔で100点測定する。 (iii)硬さばらつき率の算出方法: a〜d、a’〜d’の各箇所において、上記100点の300gHv硬さのうち、平均硬さに対して±30Hv以上の差異が認められる硬さの点数を、ばらつき割合とする。そして、a〜dおよびa’〜d’(合計8箇所)の上記ばらつき割合の平均値を、硬さばらつき率とする。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/44 ,  F16C 33/62
FI (4件):
C22C38/00 301Z ,  C22C38/18 ,  C22C38/44 ,  F16C33/62
Fターム (28件):
3J101AA02 ,  3J101AA12 ,  3J101BA10 ,  3J101BA70 ,  3J101EA04 ,  3J101FA15 ,  3J101FA31 ,  3J701AA02 ,  3J701AA12 ,  3J701BA10 ,  3J701BA70 ,  3J701EA04 ,  3J701FA15 ,  3J701FA31 ,  4K032AA06 ,  4K032AA07 ,  4K032AA12 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032BA02 ,  4K032CB02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (4件)
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