特許
J-GLOBAL ID:200903053929435410
位相差補償素子及び単板式カラー液晶プロジェクタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-379433
公開番号(公開出願番号):特開2004-212468
出願日: 2002年12月27日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】単板式カラー液晶プロジェクタの液晶素子で生じる位相差を、無機材料からなる一種類の構造性複屈折体で効率的に補償する。【解決手段】液晶素子で生じた位相差を補償するにあたり、高屈折率層と低屈折率層とを交互に積層した位相差補償膜を構造性複屈折体として用いる。カラー液晶素子は、フルカラー画像の表示のために、基本色光ごとに画素が割り当てられているが、液晶素子を全体的にカバーするように位相差補償膜を設ける。液晶素子の液晶層がもつレターデーションに合わせ、位相差補償膜の複屈折Δnと、その全体厚みdとを調節する。液晶素子のレターデーションの波長特性R1と、位相差補償膜のレターデーションの波長特性R2またはRA RB とを可視光領域の少なくとも一点で合致させ、可視光領域全体でバランスよく位相差補償作用を得る。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
単板式のカラー液晶プロジェクタの液晶素子の入射面側又は出射面側の少なくともいずれかを全体的にカバーするように設けられ、前記液晶素子の液晶層を通過する光線の複屈折にともなう位相差を補償する位相差補償素子において、
無機材料からなる構造性複屈折体で構成され、その複屈折率と厚みとの積で表されるレターデーションの絶対値を、前記液晶層が動作状態で示すレターデーションの絶対値と可視光領域の少なくとも一点で一致させたことを特徴とする位相差補償素子。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (15件):
2H049BA06
, 2H049BA42
, 2H049BB03
, 2H049BB11
, 2H049BC22
, 2H091FA11X
, 2H091FA11Z
, 2H091FB06
, 2H091FD06
, 2H091FD24
, 2H091KA02
, 2H091LA16
, 2H091LA17
, 2H091LA20
, 2H091MA07
引用特許:
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