特許
J-GLOBAL ID:200903054087796246

スロットマシン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 重信 和男 ,  清水 英雄 ,  高木 祐一 ,  中野 佳直 ,  日高 一樹 ,  渡邉 知子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-081691
公開番号(公開出願番号):特開2005-261785
出願日: 2004年03月19日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】 コマンドの送信タイミングをランダムに遅延させた場合でもサブ制御手段により違和感のない演出を行うことができ、停電時にバックアップされるデータ量を軽減することができるスロットマシンを提供する。【解決手段】コマンドを所定時間の範囲でランダムに遅延させて送信するとともに、複数のコマンドが格納されている場合には格納された順番にて送信する。バックアップを行う電源断割込処理またはコマンドの送信等を行うメインタイマ割込処理のいずれか一方の実行中に他方の割込処理の割込を禁止するとともに、割込タイミングが同時となった場合には、電源断割込処理を優先して実行し、メインタイマ割込処理の実行中に電源断が検出された場合には、当該メインタイマ割込処理の終了を待って電源断割込処理を実行する。また、コマンドの送信を遅延させている状態で電源断が検出された場合には、復旧時において遅延カウンタの値を再度ランダムに設定する。【選択図】 図22
請求項(抜粋):
1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、 遊技の制御を行うメイン制御手段と、 前記メイン制御手段から送信された制御情報の受信に基づき演出の制御を行うサブ制御手段と、 前記スロットマシンで用いられる所定の電力の状態を監視し、電力の供給停止に関わる所定条件が成立したときに電源断を検出する電断検出手段と、 を備え、 前記メイン制御手段は、 予め定められた単位時間毎に実行中の処理に割り込んで実行するタイマ割込処理を実行するタイマ割込処理実行手段と、 前記タイマ割込処理にて実行する処理を、遊技者の操作を検出する検出手段の入力状態を監視して該入力状態を示す入力情報を記憶する処理を含む複数種類のうちから該タイマ割込処理の実行回数に応じて選択する処理選択手段と、 前記タイマ割込処理にて記憶した入力情報を読み出し、該読み出した入力情報に基づいて遊技の進行に応じた複数の制御状態を段階的に移行させることにより1ゲームの制御を行う基本処理を実行する基本処理実行手段と、 前記基本処理の実行中に前記電断検出手段により電源断が検出されたときに、前記メイン制御手段の制御状態を電源断前の制御状態に復帰させるのに必要な情報を電力供給が停止しても所定時間記憶内容を保持可能なバックアップ領域に保存する電断割込処理を、実行中の基本処理に割り込んで実行するとともに、該電断割込処理の割込タイミングと前記タイマ割込処理の割込タイミングとが同時の場合に該電断割込処理を前記タイマ割込処理よりも優先して実行する電断割込処理実行手段と、 電力供給が再開されたときに前記バックアップ領域に保存されている情報に基づいて前記メイン制御手段の制御状態を電源断前の制御状態に復帰させる復帰手段と、 前記電断割込処理または前記タイマ割込処理のいずれか一方の割込処理の実行中に他方の割込処理を禁止する多重割込禁止手段と、 前記基本処理において遊技の進行に応じて前記制御情報を生成する制御情報生成手段と、 前記制御情報生成手段にて生成された制御情報を格納するとともに、複数の制御情報を生成された順で格納することが可能な制御情報格納手段と、 前記タイマ割込処理にて実行される処理により、前記制御情報格納手段に格納された制御情報を生成された順で前記サブ制御手段に対して送信する制御情報送信手段と、 前記制御情報送信手段が制御情報を送信する際に、該制御情報の送信の遅延時間を所定の範囲でランダムに設定する遅延時間設定手段と、 前記遅延時間設定手段に設定された遅延時間が経過するまで前記制御情報送信手段による制御情報の送信を遅延させる送信遅延手段と、 を含み、 前記電断割込処理実行手段は、前記遅延時間設定手段により遅延時間が設定された後、該設定された遅延時間が経過するまでに前記電源断検出手段により電源断が検出されたときに、前記電源断割込処理において前記設定された遅延時間及び該遅延時間の経過状況を保存することなく、前記制御情報格納手段に格納された制御情報を前記バックアップ領域に保存するとともに、前記タイマ割込処理の実行中において前記電断検出手段により電源断が検出されたときに、該実行中のタイマ割込処理の終了を待って前記電断割込処理を実行し、 前記復帰手段は、前記メイン制御手段の制御状態を電源断前の制御状態に復帰させた後、前記制御情報送信手段が前記バックアップ領域に保存された制御情報を送信する際に、前記遅延時間設定手段により該制御情報の送信の遅延時間を所定の範囲でランダムに再設定させる、 ことを特徴とするスロットマシン。
IPC (1件):
A63F5/04
FI (2件):
A63F5/04 512Z ,  A63F5/04 512C
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特許登録第3098740号公報(第7、8頁、第1-3図)
  • スロットマシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-130779   出願人:株式会社タイヨー
  • スロットマシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-265252   出願人:サミー株式会社
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • ASSP電源用BIPOLAR電源電圧監視用MB3771

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