特許
J-GLOBAL ID:200903054140171687

尿素からアンモニアを製造するための改良方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アクシス国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-312567
公開番号(公開出願番号):特開2009-149504
出願日: 2008年12月08日
公開日(公表日): 2009年07月09日
要約:
【課題】尿素からアンモニアを製造するための改良方法の提供。【解決手段】(a)加水分解反応器内で、尿素又は尿素混合物の水溶液を加熱し、尿素、ビウレット又はカルバミン酸アンモニウムを実質的に含まないガス状アンモニア含有生成物を得;(b)生成物を液相水性反応媒体からその運転圧力で分離し;(c)該液相反応媒体を、ガス状アンモニア及び二酸化炭素にさらに転化させるために反応器内で保持し、及び/又は該反応媒体の少なくとも一部分を尿素溶解槽である該反応器に戻して再循環させ、若しくは該供給溶液をさらなる転化のために該反応器に再循環させ;そして(d)工程(b)で分離されたガス状アンモニア及び二酸化炭素含有生成物を、需要要求を満たすように制御された速度で取り出すこと;を含み、該加水分解反応器内の温度を制御しないが、ただし該圧力をアンモニア又は反応器の運転温度に対する需要要求に応じて変更する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
尿素からアンモニアを製造するための方法において、 (a)加水分解反応器内で、尿素又は尿素混合物の水溶液であってビウレット若しくはカルバミン酸アンモニウムを含有するものをその場で加熱し、尿素、ビウレット又はカルバミン酸アンモニウムを実質的に含まないガス状アンモニア含有生成物を得、ここで、その温度及び圧力を、該反応器に熱を与えることによって維持し; (b)該ガス状アンモニア含有生成物を液相水性反応媒体からその運転圧力で分離し; (c)該液相反応媒体を、ガス状アンモニア及び二酸化炭素にさらに転化させるために反応器内で保持し、及び/又は該反応媒体の少なくとも一部分を尿素溶解槽である該反応器に戻して再循環させ、若しくは該供給溶液をさらなる転化のために該反応器に再循環させ;そして (d)工程(b)で分離されたガス状アンモニア及び二酸化炭素含有生成物を、需要要求を満たすように制御された速度で取り出すこと; を含み、該加水分解反応器内の温度を制御しないが、ただしアンモニアに対する需要要求に適合するように変更し、該圧力をアンモニア又は反応器の運転温度に対する需要要求に応じて変更することを特徴とする、尿素からアンモニアを製造するための方法。
IPC (2件):
C01C 1/08 ,  B01D 53/56
FI (2件):
C01C1/08 ,  B01D53/34 129B
Fターム (5件):
4D002AA12 ,  4D002BA06 ,  4D002DA07 ,  4D002DA57 ,  4D002EA06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 米国特許第6,761,868号明細書
  • 米国特許第6,077,491号明細書
審査官引用 (7件)
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