特許
J-GLOBAL ID:200903054238524286

インドキシル硫酸誘導体、抗原、抗体及びそれを用いるインドキシル硫酸の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤野 清也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-085621
公開番号(公開出願番号):特開平10-265457
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 体液中のインドキシル硫酸を免疫学的手法による簡便かつ正確に検出する方法の提供。【解決手段】 一般式(I) で示されるインドキシル硫酸誘導体をハプテンとし、これと蛋白質とを結合して抗原を作製する。この抗原で哺乳動物を免疫し、血清を採取するか、その脾臓細胞と骨髄腫細胞とを細胞融合し、その産生するモノクローナル抗体を採取する。この血清 (ポリクローナル抗体) あるいはモノクローナル抗体を用い酵素免疫的方法で体液中のインドキシル硫酸含量を測定し、腎不全の状況を簡便かつ正確に把握する。【化1】
請求項(抜粋):
次の一般式(I) で表されるインドキシル硫酸誘導体【化1】ただし、式中の置換基 L1, L2 及びL3H:次の一般式(II)で表される。 X-(CH2)n -Y1 -(CH2)m-Y2 - (CH2)p -Z (II)(一般式(II)中のXは、酸素原子、硫黄原子、窒素原子、カルボニル基、カルボキシル基又は単結合を示す。Y1及びY2は、それぞれ独立に5員若しくは6員の複素環を含む芳香環、単結合、-CHR- を示す。Zはエポキシ基、ヒドロキシル基、チオール基、カルボキシル基、無置換又は1置換されているアミノ基若しくはハロゲン原子を示す。R はヒドロキシル基、チオール基、カルボキシル基、無置換又は1〜2置換アミノ基、ハロゲン原子、アルコキシル基を示す。n,m及びpはそれぞれ独立に0〜5の整数を示す。この置換基L1〜 L3 はインドキシル硫酸誘導体一分子中に同時に1つのみ存在し、それ以外の場合、L1及びL2は水素原子、L3は水素原子、またはナトリウム、カリウム、アンモニウム等の許容される公知の塩を形成する原子、または分子を示す) 。
IPC (9件):
C07D209/36 ,  A61K 39/00 ,  A61K 39/395 ,  C12N 5/10 ,  C12N 15/02 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/577 ,  C12P 21/08 ,  G01N 33/50
FI (12件):
C07D209/36 ,  A61K 39/00 Z ,  A61K 39/395 D ,  A61K 39/395 N ,  A61K 39/395 V ,  A61K 39/395 J ,  G01N 33/53 S ,  G01N 33/577 B ,  C12P 21/08 ,  G01N 33/50 T ,  C12N 5/00 B ,  C12N 15/00 C
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (5件)
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