特許
J-GLOBAL ID:200903054361589295

ガスタービン燃焼器の冷却構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-322378
公開番号(公開出願番号):特開2000-145479
出願日: 1998年11月12日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービン燃焼器の冷却構造に関し、冷却媒体を壁内部の溝に流す構造において、溝内の媒体の流速、圧損、熱伝達率の調整を可能とし、冷却効果を高める。【解決手段】 燃焼器尾筒の壁は外側板1、内側板4を接合した二重構造からなる。外側板1には空気吸込穴3が直線状に明けられ、内部に溝2が加工され内側板4の接合面で閉じられて空気の流路となる。内側板4には溝2の位置に空気吐出穴5が直線状に配列される。溝2は空気吸込穴3と空気吐出穴5とに連通し、かつその幅は穴3から穴5へ向かってテーパ状に拡大し、更に深さ方向も一定もしくはテーパ状に変化させ、溝断面形状を2次元又は3次元的に変化させる。冷却空気は尾筒表面の空気吸込穴3より溝2に流入し、両側に流れて壁を冷却して膨張し、流速が増加して圧損が増すが、流路が穴5出口で拡大するので流速を抑え、圧損を小さくできる。
請求項(抜粋):
ガスタービン燃焼器の壁内部に冷却用空気の通路を燃焼ガス流れ方向に複数列設け、同各通路には空気吸込穴と空気吐出穴とを順次所定の間隔で配列して連通させ、同空気吸込穴より同通路内に冷却用空気を流して同空気吐出穴より燃焼器内部へ流出させる空気冷却構造において、前記通路の空気吸込穴と空気吐出穴との区間は、通路断面の幅又は深さ、或いはこれら両方が空気の流れ方向に向かってなめらかに変化していることを特徴とするガスタービン燃焼器の冷却構造。
IPC (2件):
F02C 7/18 ,  F23R 3/42
FI (2件):
F02C 7/18 C ,  F23R 3/42 A
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (11件)
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