特許
J-GLOBAL ID:200903054425106757

解体容易な注出口栓付きゲーベルトップ型液体包装用紙製容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-267326
公開番号(公開出願番号):特開2008-087771
出願日: 2006年09月29日
公開日(公表日): 2008年04月17日
要約:
【課題】注出口栓付きゲーベルトップ型液体包装用紙製容器において、本来の容器の強度や耐久性を維持しつつ、その容器の解体を従来よりも容易にできるようにする。【解決手段】注出口栓付き矩形状トップ板2C31と矩形状トップ板4C31の上部に連設されて対向する重ね合わせトップシール板2C4 、4C4 の内面と、前記折込み二等辺三角トップ板1C32、3C32の上部に連設された折込みトップシール板1C4 、3C4 の内外面とに、容器解体用の易剥離性ニス層Nが塗布形成され、対向する重ね合わせトップシール板と折込みトップシール板とによりヒートシールされたトップシール部C4 をその突き合わせ対向部C41の両側部分にて前記易剥離性ニス層を介して剥離しながら外側に引き出して前記トップ部C3 を角状に開口し、さらにボトム部C1 をその四角底板の三方を切り開いて四角状に開口し、容器Cを四角筒状体にした後に偏平状に折り畳んで解体する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
四角筒体状の胴部C1 と、該胴部C1 下部にボトム部C2 と、該胴部C1 上部に対向する片側に注出口栓Dを取付けた一対の矩形状トップ板C31、C31と、対向する一対の折込み二等辺三角トップ板C32、C32とからなるゲーベルトップ型の注出口栓付きトップ部C3 とからなり、前記トップ部C3 の上端には容器を密封するために形成された垂直な合掌シール面であるトップシール部C4 を備え、該トップシール部C4 は、前記矩形状トップ板C31、C31の上部に連設されて対向する重ね合わせトップシール板と、該重ね合わせトップシール板の対向内面の突き合わせ部C41に突き合わせて折り込まれる前記折込み二等辺三角トップ板C32、C32の上部に連設された折込みトップシール板とを備え、開口するトップ部C3 から容器内に液体内容物を充填した後に前記トップ部C3 の二等辺三角トップ板C32、C32上部の折込みトップシール板を矩形状トップ板C31、C31上部の対向する重ね合わせトップシール板の対向内面に挟み込み、対向する該重ね合わせトップシール板の内面同士を圧接してヒートシールすることにより前記トップ部C3 上部に垂直な合掌シール面としてのトップシール部C4 を形成して密封シールされる注出口栓付きゲーベルトップ型液体包装用紙製容器において、前記矩形状トップ板C31、C31の上部に連設されて対向する重ね合わせトップシール板の内面と前記折込み二等辺三角トップ板C32、C32の上部に連設された折込みトップシール板の内外面とに容器解体用の易剥離性ニス層が塗布形成され、前記四角筒体状の胴部C1 の4箇所にある角筒体角隅部のうち、1乃至4箇所の角隅部の直角折目に沿って切り離し線mが設けられ、対向する重ね合わせトップシール板と折込みトップシール板とによりヒートシールされたトップシール部C4 をその突き合わせ対向部C41の両側部分にて前記易剥離性ニス層を介して剥離し、続いて剥離した前記トップシール部C4 の両側の折込みトップシール板を重ね合わせトップシール板より前記易剥離性ニス層を介して剥離しながら外側に引き出して前記トップ部C3 を角状に開口した後、開口した該トップ部C3 から、胴部C1 の四つの角隅部のうち、1乃至4箇所の角隅部に沿って設けた前記切り離し線mに沿って、各側板のうち1乃至4つの側板を切り離して解体することを特徴とする解体容易な注出口栓付きゲーベルトップ型液体包装用紙製容器。
IPC (1件):
B65D 5/40
FI (1件):
B65D5/40 Z
Fターム (8件):
3E060AA05 ,  3E060AB04 ,  3E060BA01 ,  3E060BC01 ,  3E060BC04 ,  3E060CF06 ,  3E060DA30 ,  3E060EA03
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
  • 易解体性ゲーブルトップ型紙容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-089401   出願人:凸版印刷株式会社
  • 易開封液体紙容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-007673   出願人:凸版印刷株式会社
  • 牛乳パック
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-271220   出願人:榊原廣
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