特許
J-GLOBAL ID:200903054494147040

エタノールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 佐藤 辰彦 ,  堀 進 ,  鷺 健志 ,  本間 賢一 ,  加賀谷 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-087157
公開番号(公開出願番号):特開2009-240167
出願日: 2008年03月28日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】限外濾過膜の目詰まりを防止することができるエタノールの製造方法を提供する。【解決手段】バイオマスを収容した糖化槽に糖化酵素を加えることによって、該セルロースを酵素糖化させて糖を生成し糖溶液を得る工程と、限外濾過膜によって、該糖溶液から該糖化酵素を除去し、該糖化酵素が除去された該糖溶液を、醗酵槽に導入する工程と、該醗酵槽にエタノール醗酵菌を加えることによって、エタノール醗酵させてエタノール水溶液を得る工程とを含むエタノールの製造方法において、該糖溶液を、フィルタによってバイオマス残渣を除去した後、該バイオマス残渣が除去された該糖溶液を、該限外濾過膜によって、該糖溶液から該糖化酵素を除去する。前記糖化酵素は、前記限外濾過膜によって回収され、前記糖化槽に加えられて再利用される。前記バイオマス残渣は、20〜200μmの孔径の不織布によって除去される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
セルロースを含むバイオマスを収容した糖化槽に糖化酵素を加えることによって、該セルロースを酵素糖化させて糖を生成し糖溶液を得る工程と、 該糖溶液を、限外濾過膜によって濾過して、該糖溶液から該糖化酵素を除去し、該糖化酵素が除去された該糖溶液を、醗酵槽に導入する工程と、 該醗酵槽にエタノール醗酵菌を加えることによって、該糖をエタノール醗酵させてエタノール水溶液を得る工程とを含むエタノールの製造方法において、 該セルロースを酵素糖化させて得られた該糖溶液を、フィルタによって濾過して、該セルロースの酵素糖化の残渣であるバイオマス残渣を除去した後、該バイオマス残渣が除去された該糖溶液を、該限外濾過膜によって濾過して、該糖溶液から該糖化酵素を除去することを特徴とする請求項1記載のエタノールの製造方法。
IPC (1件):
C12P 7/08
FI (1件):
C12P7/08
Fターム (4件):
4B064AC03 ,  4B064CA01 ,  4B064CA21 ,  4B064DA16
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (8件)
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引用文献:
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