特許
J-GLOBAL ID:200903054734645786

有機電界発光素子の製造方法、有機ELディスプレイおよび有機EL照明

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-040978
公開番号(公開出願番号):特開2009-231278
出願日: 2009年02月24日
公開日(公表日): 2009年10月08日
要約:
【課題】電極間の有機層を湿式成膜法で成膜する有機電界発光素子の製造方法において、素子の短絡が少なく、安定した輝度を有する有機電界発光素子を製造する。【解決手段】湿式成膜法による成膜工程後、成膜された有機層の上面を水平面と平行に下向きとした時の該有機層の上面と水平面との角度θを0°とすると、該有機層の上面が、水平面に対して0°〜100°の角度θとなるようにして保管する。湿式成膜後、加熱乾燥により溶媒が除去された有機層は、膜内部に多くの空隙を持った状態になり、保存期間中に分子レベルでの構造緩和が起こる。そのとき、成膜表面を上向きにすると、前記構造緩和に伴って、膜内部の空隙領域に向かって膜表面の陥没が起こりやすくなる結果、成膜表面の平坦性が損なわれ、これを用いて作製したデバイスは、発光の輝度ムラや、寿命の低下を招く恐れがあるが、本発明によればこの問題が回避される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
2つの電極間に少なくとも1層の湿式成膜法で成膜される有機層を有する有機電界発光素子の製造方法において、 該有機層を湿式成膜法により成膜する成膜工程と、成膜後保管する保管工程とを有し、 該保管工程は、成膜された有機層の上面を水平面と平行に下向きとした時の該有機層の上面と水平面との角度θを0°とすると、該有機層の上面と、水平面との角度θを0°〜100°として保管する工程であることを特徴とする、有機電界発光素子の製造方法。
IPC (2件):
H05B 33/10 ,  H01L 51/50
FI (2件):
H05B33/10 ,  H05B33/14 A
Fターム (10件):
3K107AA01 ,  3K107BB01 ,  3K107BB02 ,  3K107CC02 ,  3K107CC29 ,  3K107CC42 ,  3K107CC45 ,  3K107FF15 ,  3K107GG06 ,  3K107GG51
引用特許:
審査官引用 (4件)
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