特許
J-GLOBAL ID:200903054987674480

燃料ガス分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-130040
公開番号(公開出願番号):特開2000-321260
出願日: 1999年05月11日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 クロマトグラフを用いた発熱量の測定において高速化及び高精度化を図る。【解決手段】 第1分析部11では、プレカラムPC1でC3以上の成分を排除し、所定のタイミングでバルブV2を切り替えて、酸素、窒素、メタンをMS-5AカラムMC2で分離し、二酸化炭素、エタンをポリマービーズカラムMC3で分離する。一方、第2分析部12では、プレカラムPC2でC6成分を排除し、C3〜C5成分をアルミナプロットカラムMC4で分離する。カラムMC4入口圧の昇圧制御を併用することにより、3分程度以内でGC分析を終了することができる。このようなGC分析によって各成分の濃度を算出した後、熱量補正係数を乗じ、その総和を計算して発熱量を求める。C6成分を含む分析対象外成分の濃度は、GC分析の結果得られる各成分濃度の圧力補正を行い、その補正濃度の総和と100%とのずれ量から推定する。
請求項(抜粋):
a)燃料ガスの各含有成分の濃度を測定するガスクロマトグラフと、b)燃料ガス分析時の大気圧を測定し、その大気圧と標準ガス分析時の大気圧との相違に応じて前記ガスクロマトグラフにより求まった各成分の濃度における試料ガス導入量依存性を補正する圧力補正手段と、c)該圧力補正手段により補正された各成分の分析値の総和に基づいて分析対象以外の成分の量を推定する推定手段と、d)前記圧力補正手段により補正された各成分の分析値に対し所定の演算処理を行って燃料ガスの性能に関する指標値を算出する演算処理手段と、を備え、前記ガスクロマトグラフは、a1)炭素数が3乃至5の炭化水素類成分とその他の一般成分とをそれぞれ並行して分析するために独立して設けられた計量管に試料ガスを導入する試料導入系と、a2)炭素数が3以上の炭化水素類成分を除外するプレカラムと、該プレカラムで除外された各成分を分離するためのカラムとを含む第1分離部と、a3)炭素数が6以上の炭化水素類成分を除外するプレカラムと、炭素数が3乃至5の炭化水素類成分を分離するためのアルミナプロットカラムと、カラム入口圧を所定シーケンスで昇圧する圧力制御手段とを含む第2分離部と、を有することを特徴とする燃料ガス分析装置。
IPC (8件):
G01N 30/88 ,  G01N 30/14 ,  G01N 30/32 ,  G01N 30/46 ,  G01N 30/48 ,  G01N 30/62 ,  G01N 30/68 ,  G01N 30/86
FI (10件):
G01N 30/88 M ,  G01N 30/88 G ,  G01N 30/14 A ,  G01N 30/32 A ,  G01N 30/46 E ,  G01N 30/46 A ,  G01N 30/48 H ,  G01N 30/62 B ,  G01N 30/68 A ,  G01N 30/86 J
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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