特許
J-GLOBAL ID:200903055396131930

撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-214057
公開番号(公開出願番号):特開2002-034049
出願日: 2000年07月14日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】【課題】 動画撮影時と静止画撮影時とで画角変化が無く、静止画撮影時の消費電力を抑えることができ、撮影可能な静止画画素数が同じであれば単板方式に比べて感度または小型化の面で有利な高精細静止画撮像装置を実現する。【解決手段】 RおよびB用CCDに対して、G用CCDを水平垂直方向に1/2画素ずらして配置し、水平方向にRGBの2倍の画素数を持ち、垂直方向に1/2画素分ずれた位置に存在する2系統の輝度信号Y1,Y2を求め、静止画撮影時はY1,Y2を出力し、動画撮影時はY1だけをサンプリング周波数を落として出力する。この構成により、動画撮影時と静止画撮影時で画角の変化が無く、静止画撮影時のCCD駆動周波数を動画撮影時と同じにできるため消費電力を抑えることができ、CCDの画素数が少なくて済むため感度面で有利になる。
請求項(抜粋):
R(赤)、G(緑)、B(青)にそれぞれ専用の撮像素子を用いる3板方式撮像装置であり、前記撮像素子の水平および垂直方向の画素配列間隔をそれぞれPh、Pvとするとき、前記G用の撮像素子を前記RおよびB用の撮像素子に対し、水平・垂直方向にそれぞれ(Ph/2+a)、(Pv/2+b) (a,bは定数、a<Ph/2,b<Pv/2)だけずらして配置する斜め画素ずらし配置を行う撮像装置であって、前記R、G、B用の撮像素子の全画素分の出力信号を記憶する第1のメモリ手段と、動画撮影時は前記R、G、B用の撮像素子の出力信号を入力とし、静止画撮影時は前記第1のメモリ手段に記憶された全画素分の出力信号を入力とし、前記RおよびB用の画素信号と、前記RおよびB用の画素信号に対し空間的に左下最近傍または右下最近傍に位置する前記G用の画素信号とを用い、水平方向画素数が前記G用の撮像素子の2倍である第1の輝度信号を作成し、また、前記RおよびB用の画素信号と、前記RおよびB用の画素信号に対し空間的に左上最近傍または右上最近傍に位置する前記G用の画素信号とを用い、水平方向画素数が前記G用の撮像素子の2倍である第2の輝度信号を作成する輝度信号作成手段と、前記第1の輝度信号の水平方向サンプリング周波数を所定の比に低減し、第3の輝度信号として出力するサンプリング周波数変換手段と、前記第1および第2の輝度信号を記憶し、第1および第2の輝度信号を1ラインずつ交互に出力する第2のメモリ手段と、前記サンプリング周波数変換手段の出力信号と前記第2のメモリ手段の出力信号のうちいずれか一方を選択して出力する選択手段とを備え、動画撮影時は前記選択手段において前記サンプリング周波数変換手段の出力信号を選択して出力し、静止画撮影時は前記選択手段において前記第2のメモリ手段の出力信号を選択して出力することを特徴とする撮像装置。
Fターム (7件):
5C065AA01 ,  5C065BB48 ,  5C065CC01 ,  5C065DD02 ,  5C065GG13 ,  5C065GG18 ,  5C065GG26
引用特許:
出願人引用 (8件)
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