特許
J-GLOBAL ID:200903055669196223

ベクトル制御インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐藤 強 ,  小川 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-217391
公開番号(公開出願番号):特開2007-037299
出願日: 2005年07月27日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】ベクトル制御インバータ装置がモータ過負荷や誘起電圧の上昇による機能不全に陥ることを防止する。【解決手段】 ベクトル制御インバータ装置におけるq軸電流指令値(Iqr)が、回転子の角速度推定値(ωe)が第1の角速度(ω1)以下である範囲においては一定の制限値、角速度推定値が第1の角速度以上で第2の角速度(ω2)以下である範囲においては角速度推定値の増大と共に第1の角速度における一定の制限値から直線的に減少する制限値、角速度推定値が第2の角速度を超える範囲においては第2の角速度における制限値に等しい一定の制限値、を超えないように制限を加える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
界磁用永久磁石を回転子に設けてなる三相永久磁石モータに流れる電流を永久磁石の作る磁束と平行なd軸電流(Id )とこれに直交するq軸電流(Iq )とに分離し、それら電流成分がそれぞれの指令値に一致するように独立して制御すると共に回転子の角速度を推定するベクトル制御インバータ装置において、 指示された角速度指令値(ωr)と前記回転子の角速度推定値(ωe)との偏差に比例積分演算を施した値に基づいて前記d軸電流とq軸電流の各電流操作量(Idc、Iqc)を決める電流操作量決定手段(65)と、 該電流操作量決定手段にて決定されたq軸電流操作量(Iqc)の大きさを制限しその値をq軸電流指令値(Iqr)として、また前記d軸電流操作量(Idc)をd軸電流指令値(Idr)としてそれぞれ出力する電流指令値制限手段(60)と、を備え、 該電流指令値制限手段は前記q軸電流操作量(Iqc)を、前記回転子の角速度推定値(ωe)が大きくなるほど減少する制限値を含むように制限することを特徴とするベクトル制御インバータ装置。
IPC (3件):
H02P 27/06 ,  H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (2件):
H02P7/63 303Z ,  H02P5/408 C
Fターム (21件):
5H505AA09 ,  5H505BB06 ,  5H505CC05 ,  5H505DD08 ,  5H505EE01 ,  5H505EE41 ,  5H505EE49 ,  5H505EE55 ,  5H505FF01 ,  5H505FF03 ,  5H505FF04 ,  5H505GG02 ,  5H505GG04 ,  5H505HA08 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ03 ,  5H505JJ04 ,  5H505JJ24 ,  5H505LL12 ,  5H505LL22 ,  5H505MM02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 洗濯機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-135143   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭61-262084号公報
審査官引用 (4件)
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