特許
J-GLOBAL ID:200903055690524125

品質管理方法及びその装置、並びに品質管理プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-239058
公開番号(公開出願番号):特開2001-067109
出願日: 1999年08月26日
公開日(公表日): 2001年03月16日
要約:
【要約】【課題】品質特性のばらつきを考慮した傾向管理が行え、異常な傾向が現れた時点で事前の対策を施してトラブルの少ない生産を可能とする。【解決手段】判別手段4にて生産情報と抜取条件を用いて生産ラインに流れるワークWから抜き取るべきワークWを判別し、この判別結果に応じて抜取装置11により生産ラインを流れるワークWを抜き取る。故に、抜き取りでしか測定できない品質特性の傾向管理が、品質特性の測定値のばらつきを考慮して行うことができ、品質特性の異常な傾向が確実に発見できる。その結果、異常な傾向が現れた時点で事前の対策を施してトラブルの少ない生産が可能となる。
請求項(抜粋):
複数の工程を有した生産ラインに流れるワークの品質特性を抜き取りで測定し、測定した品質特性の傾向を監視してワークの品質特性を管理する品質管理方法であって、抜き取ったワークの品質特性値を品質特性値測定手段により測定し、品質特性値の要因であって工程内で測定可能な1乃至複数の要因の要因値を各ワーク毎に要因値測定手段により測定し、少なくとも測定した要因値と工程の管理及びトラッキング制御を行う工程管理手段にて管理しているトラッキング情報とを統合して生産情報として生産情報管理手段により管理し、ワークの抜取条件を抜取条件管理手段にて管理するとともに、判別手段にて生産情報と抜取条件を用いて生産ラインに流れるワークから抜き取るべきワークを判別し、この判別結果に応じてワーク抜取手段により生産ラインを流れるワークを抜き取り、品質特性情報管理手段において品質特性値を生産情報と紐付けて管理し、監視手段にて品質特性値及び生産情報を用いて品質特性値の傾向に異常があるか否かを監視するとともに異常がある場合には警報を行い、且つ異常傾向が継続した場合には生産を中止させ、抜取条件管理手段における抜取条件並びに監視手段における異常の判断基準を最適化手段によって最適化し、監視手段における監視結果と、生産情報管理手段で管理する生産情報と、品質特性情報管理手段で管理する品質特性情報とから最適化手段にて管理状態の異常を検知した場合、その異常状態に応じて監視手段における判断基準並びに抜取条件管理手段で管理する抜取条件を最適な基準並びに条件に変更し、さらに、この最適化の際に新たなワークの品質特性値を測定する必要がある場合には測定すべきワークの条件を設定し且つその条件に基づいてワークを抜き取るとともに、抜き取ったワークの品質特性値の測定結果より最適化を行うことを特徴とする品質管理方法。
IPC (3件):
G05B 19/418 ,  G05B 15/02 ,  G06F 17/60
FI (3件):
G05B 19/418 Z ,  G05B 15/02 Z ,  G06F 15/21 R
Fターム (19件):
5B049BB07 ,  5B049CC21 ,  5B049CC23 ,  5B049DD01 ,  5B049DD05 ,  5B049EE01 ,  5B049EE31 ,  5B049EE56 ,  5B049FF03 ,  5B049FF04 ,  5B049FF09 ,  5H215AA06 ,  5H215AA15 ,  5H215BB11 ,  5H215BB20 ,  5H215CC09 ,  5H215CX01 ,  5H215GG05 ,  5H215GG09
引用特許:
審査官引用 (8件)
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