特許
J-GLOBAL ID:200903055749347486

作業ロールクロス圧延機のロール間潤滑油供給システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-327341
公開番号(公開出願番号):特開平8-174035
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】作業ロールクロス圧延機の補強ロールと作業ロール間の潤滑に際しスラスト係数(摩擦係数)を制御し、潤滑に係わる圧延条件をトータルに制御できるようにする。【構成】スラスト力計4,4′,5,5′にて得られたスラスト力Fと圧延荷重計60にて得られた荷重Pよりスラスト係数演算装置64にて計算され得られたスラスト係数μが、目標スラスト係数μ* と偏差Δμを持つ場合、スプレーコントローラ15、濃度コントローラ17、油種切替コントローラ65の順でその偏差信号が送られ、スラスト係数(摩擦係数)が制御される。【効果】スラスト力が過大となり、ロール軸受の破損などトラブルを発生する事態を防止でき、かつ振動やスリップを起こすことのない適切な潤滑性能を得ることができる。
請求項(抜粋):
一対の作業ロールと、これら作業ロールをそれぞれ支持する一対の補強ロールとを備え、前記補強ロールは、そのロール軸線が特定角度以外の角度に水平面内で自在に傾斜しないように構成され、前記作業ロールは水平面内でそのロールの軸線が補強ロール軸線に対して交差しかつ相互に交差するように自在に傾斜し得るように構成され、前記作業ロールと補強ロール間を潤滑油により潤滑しロールクロスにより発生するスラスト力を低減する作業ロールクロス圧延機のロール間潤滑油供給システムにおいて、(a)前記補強ロール及び作業ロールの少なくとも一方のロール面に潤滑油をスプレーし作業ロールと補強ロール間を潤滑する潤滑油塗布手段と;(b)前記補強ロール及び作業ロールのうち少なくとも補強ロールに負荷されるスラスト力を圧延荷重で除したスラスト係数を求めるスラスト係数演算手段と;(c)前記スラスト係数が所定の値となるように前記潤滑油塗布手段によりロール面に塗布される潤滑油のスプレー圧力及び潤滑油濃度の少なくとも一方を制御し、スラスト係数を制御する潤滑制御手段と;を備えることを特徴とするロール間潤滑油供給システム。
IPC (4件):
B21B 45/02 310 ,  B21B 13/14 ,  B21B 27/10 ,  B21B 37/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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