特許
J-GLOBAL ID:200903055755660030

燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐藤 辰彦 ,  千葉 剛宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-094239
公開番号(公開出願番号):特開2005-285396
出願日: 2004年03月29日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】燃料電池の運転を停止するときに、燃料電池内の残留水分を比較的簡単な構成で効率よく排出する。【解決手段】燃料電池1(燃料電池スタック)の運転を停止するとき、スイッチ15を開成して燃料電池1の出力電流を遮断した後、水素ガス供給手段2および空気供給手段3から乾燥した水素ガスおよび空気を燃料電池1に供給すると共に、冷媒循環手段4によって冷媒を循環させつつ燃料電池1に供給する。このとき、冷媒循環手段4では、冷媒をラジエータ31を経由させずに、これを迂回する冷媒バイパス流路32を経由させて流す。冷媒がラジエータ31を経由しないことで、冷媒および燃料電池1の保温性が高まり、燃料電池1内の残留水分を円滑に蒸発させつつ、水素ガスおよび空気によって排出することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料電池と、該燃料電池に反応ガスであるアノードガスおよびカソードガスを供給する反応ガス供給手段と、該燃料電池に接続された冷媒循環流路で冷媒を循環させつつ該燃料電池に冷媒を供給する冷媒循環手段と、該燃料電池の外部で前記冷媒循環流路に介装された冷媒冷却手段と、該冷媒冷却手段を迂回するように前記冷媒循環流路の冷媒冷却手段の上流側から分岐されて該冷媒冷却手段の下流側に合流された冷媒バイパス流路と、前記冷媒循環流路における冷媒の流れを冷媒冷却手段と冷媒バイパス流路とに選択的に切り替える冷媒流路切替手段とを備えた燃料電池システムにおいて、 前記燃料電池の運転を停止するとき、該燃料電池の出力電流を遮断した状態において、所定の条件が成立するまで燃料電池に反応ガスと冷媒とを供給させるように前記反応ガス供給手段および前記冷媒循環手段を作動させつつ、前記冷媒循環流路の冷媒の流れを前記冷媒冷却手段側から冷媒バイパス流路側に切り替えるように前記冷媒流路切替手段を作動させる制御手段を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
IPC (1件):
H01M8/04
FI (1件):
H01M8/04 Y
Fターム (4件):
5H027AA06 ,  5H027CC06 ,  5H027MM02 ,  5H027MM16
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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