特許
J-GLOBAL ID:200903055766835850

テーパ周面切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-031750
公開番号(公開出願番号):特開平10-225807
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 加工精度低下の回復が容易なテーパ周面切削工具を得る。【解決手段】 工具本体10に、断面形状がT字形であり、工具本体10の軸線に対して傾斜した傾斜T溝130を形成し、バイトを保持したT字形スライダ146を摺動可能に嵌合する。スライダ146の、傾斜T溝130の溝面134に対応するスライダ面を横傾斜スライダ面170とし、形成される楔形の隙間に楔部材176を配設する一方、溝面138に対応するスライダ面を平行スライダ面172とし、形成される矩形の隙間にスペーサ200を配設する。楔部材176の横方向位置を調整する横方向調整装置194およびスペーサ200の深さ方向位置を調整する深さ方向調整装置216を設ける。摺動面が摩耗し、加工精度が低下した場合には、楔部材176の横方向位置およびスペーサ200の深さ方向位置の調整によって摺動クリアランスを適正値に戻す。
請求項(抜粋):
一軸線に対して傾斜した傾斜溝を備え、その傾斜溝が互いに直角な少なくとも2つの溝面を有するとともに幅が長手方向において不変である工具本体と、前記傾斜溝内に摺動可能に嵌合され、傾斜溝から突出した突出端部に刃具を保持するスライダと、前記スライダを前記傾斜溝内において移動させるスライダ駆動装置とを含み、前記工具本体と被加工物との前記一軸線のまわりの相対回転と、前記スライダの移動とにより、被加工物のテーパ周面を切削加工する工具において、前記スライダに、そのスライダの長手方向に平行でかつ前記互いに直角な2つの溝面に対して傾斜した横傾斜スライダ面を形成し、その横傾斜スライダ面と前記傾斜溝の対応する溝面との間に形成される楔形の隙間に、スライダの長手方向に長い楔部材を配設し、前記工具本体に楔部材の前記楔形の隙間内における前記スライダの長手方向に直角な横方向の位置を調整する横方向調整装置を設けたことを特徴とするテーパ周面切削工具。
IPC (2件):
B23B 29/034 ,  B23B 41/00
FI (2件):
B23B 29/034 Z ,  B23B 41/00 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-111926   出願人:聖和精機株式会社, 三菱マテリアル株式会社
  • 切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-098172   出願人:聖和精機株式会社, 三菱マテリアル株式会社
  • 切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-107089   出願人:聖和精機株式会社, 三菱マテリアル株式会社

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