特許
J-GLOBAL ID:200903056038248490

小角散乱測定用のX線光学装置と多層膜ミラー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 寿武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-109081
公開番号(公開出願番号):特開2001-356197
出願日: 2001年04月06日
公開日(公表日): 2001年12月26日
要約:
【要約】【課題】 試料に対する小角分解能と入射X線強度のいずれをも最適化して、高精度な小角散乱測定を実現する。【解決手段】楕円反射面を有しX線の広がり角がδの多層膜ミラー1を備える。この多層膜ミラー1の楕円反射面は、2つの焦点を有しており、一方の焦点AにX線源2を配置して該X線源2から発散されたX線を該多層膜ミラー1で反射させると、その反射X線は他方の焦点Bに収束する。該多層膜ミラー1の一方の焦点AにX線源2を配置するとともに、多層膜ミラー1の反射面中心位置から他方の焦点B(すなわち、反射X線の収束点)までの距離L2を、該焦点BにおけるX線の収束角θcが上記広がり角δのほぼ2倍となるように設定する。以上の構成により、試料に対する小角分解能と入射X線強度のいずれをも最適化して、高精度な小角散乱測定を実現することが可能となる。
請求項(抜粋):
反射X線の広がり角がδの多層膜ミラーと、X線を放射するX線源とを含み、多層膜ミラーが少なくとも次の(イ)及び(ロ)の条件を備えた小角散乱用X線光学装置。(イ) 反射面が、2つの焦点A,Bをもつ楕円面に形成されている。(ロ) 反射面の中心位置から焦点Bまでの距離は、焦点AにX線源を配置して反射面にX線を照射したとき、焦点BにおけるX線の収束角θcが前記広がり角δのほぼ2倍となるように設定されている。
IPC (3件):
G21K 1/06 ,  G01N 23/201 ,  G02B 17/08
FI (4件):
G21K 1/06 G ,  G21K 1/06 B ,  G01N 23/201 ,  G02B 17/08 Z
Fターム (12件):
2G001AA01 ,  2G001BA14 ,  2G001BA18 ,  2G001CA01 ,  2G001DA09 ,  2G001KA01 ,  2G001KA08 ,  2G001KA20 ,  2G001PA07 ,  2H087KA12 ,  2H087TA04 ,  2H087TA06
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • X線用多層膜光学素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-285945   出願人:日本航空電子工業株式会社
  • 湾曲全反射ミラーカメラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-083171   出願人:株式会社マックサイエンス
  • X線分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-148260   出願人:理学電機株式会社
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