特許
J-GLOBAL ID:200903056085323033

管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-349399
公開番号(公開出願番号):特開2001-193885
出願日: 1999年12月08日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 作業者がパイプが正規深さまで挿入されたか否かを確実に検知できるようにする。【解決手段】 パイプPが管継手本体1内に挿入された状態で、チェッカー19を径方向外方から嵌め付け、初期の取付け位置に保持する。その後、チェッカー19を軸方向に沿って前進させる。パイプPが正規深さまで挿入されていれば、検知片8が抜け止めフランジ縁に突き当たらないため、チェッカー19は検知位置へ導かれる。すると、拡開変形していた係止爪25が弾性復帰して鍔部に係止できる。しかし、パイプPの挿入が不完全である場合には、検知片8が抜け止め用フランジ3縁に突き当たり、チェッカー19の前進を規制するため、検知位置へ至ることができない。したがって、係止爪25の係止を行うことができず、パイプPの半挿入が知れる。
請求項(抜粋):
外周面の先端部寄りの位置に抜け止め用フランジが形成されたパイプを挿入して接続するための管継手であって、前記パイプが挿入される挿入孔を有し、その壁面には鍔部が外方へ張り出し形成されている管継手本体と、前記パイプが前記挿入孔に対し正規深さまで挿入されたときに前記抜け止め用フランジに係止して前記パイプを抜け止め状態に保持するパイプリテーナとを備えた管継手において、前記管継手本体には、前記挿入孔へ前記パイプが正規深さ位置まで挿入されているか否かを検知するためのチェッカーが、前記パイプが挿入された状態で前記管継手本体に嵌着されるようになっているとともに、このチェッカーは初期の取付け位置から軸方向へ移動してパイプの正規挿入の有無を検知する検知位置までの間を移動可能であり、またチェッカーには、このチェッカーが前記取付け位置にあるときには前記鍔部を乗り越える前の位置にあり、前記検知位置へ移動し得たときには開脚方向へ撓みつつ前記鍔部を乗り越え、鍔部を通過した後は弾性復帰して鍔部の奥側で鍔部に係止可能な係止爪が形成され、さらに、チェッカーには、チェッカーの前記取付け位置から前記検知位置へ向けての移動に伴って前記挿通孔内へ突入し、前記パイプが正規深さ位置まで至らない所定深さまでは前記抜け止め用フランジに当接することで前記チェッカーが前記検知位置へ移動するのを規制し前記鍔部に対する前記係止爪の係止を不能とする検知片が軸方向に沿って形成されていることを特徴とする管継手。
Fターム (12件):
3J106AB01 ,  3J106BA01 ,  3J106BB01 ,  3J106BC04 ,  3J106BD01 ,  3J106BE25 ,  3J106EA03 ,  3J106EB02 ,  3J106EC01 ,  3J106EC07 ,  3J106ED14 ,  3J106EE02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 継手装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-064461   出願人:株式会社東郷製作所
  • 継手装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-166098   出願人:株式会社東郷製作所
  • 管継手装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-252291   出願人:ローバツクコーポレイシヨン
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