特許
J-GLOBAL ID:200903056341687684
原料ガス中の一酸化炭素分離回収方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
森 哲也
, 内藤 嘉昭
, 崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-085515
公開番号(公開出願番号):特開2007-261824
出願日: 2006年03月27日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】原料ガス中のCO濃度が低下しても供給ガス量の減少を抑制できる新規な原料ガス中の一酸化炭素分離回収方法の提供。【解決手段】原料ガス中のCO濃度が通常よりも減少した場合、先ず、原料ガスの導入量を増加させると共にそのサイクルタイムを長くして製品ガス中のCO濃度を上昇させ、それでも製品ガス中のCO濃度が基準値に達しないときは、直ちにパージガス量を増加させるのではなく、一旦、供給ガスタンク内のCO濃度の裕度を鑑み、その供給ガスタンク内にその製品ガスを混合させてもCO濃度が基準値を超えない場合に、はじめてパージガス量を増加させる。これにより、いたずらにパージガス量を増加させることがなくなるため、原料ガス中のCO濃度が低下しても供給ガス量の減少を抑制できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも二酸化炭素(CO2)と一酸化炭素(CO)と窒素(N2)を含む原料ガス中のCO分を2段階に亘る吸着操作によって分離回収する際、
第1段階の吸着操作としてCO2を選択的に吸着する吸着剤を充填した2基以上のCO2吸着塔を使用し、当該CO2吸着塔に前記原料ガスを導入して吸着および脱着を繰り返す圧力変動式吸着分離によってCO2を除去し、
第2段階の吸着操作として前記第1段階の吸着操作により排出された第1段階製品ガス中に含まれるCOを選択的に吸着する吸着剤を充填した2基以上のCO吸着塔を使用し、当該CO吸着塔内を加圧状態に保持して吸着したCOを再び減圧脱着してCOのみを分離して供給タンク内に回収するようにした一酸化炭素分離回収方法において、
前記CO2吸着塔に導入される前の前記原料ガス中のCO濃度を計測し、当該CO濃度が所定値を下回ったときは、前記原料ガスの流量を増加させると共に、前記第1段階および第2段階の吸着操作のサイクルタイムを延長するようにしたことを特徴とする原料ガス中の一酸化炭素分離回収方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C01B31/18 B
, B01D53/04 B
Fターム (15件):
4D012CA20
, 4D012CB16
, 4D012CD07
, 4D012CE01
, 4D012CE02
, 4D012CF01
, 4D012CF05
, 4D012CH03
, 4D012CJ03
, 4G146JA01
, 4G146JC07
, 4G146JC20
, 4G146JC36
, 4G146JD02
, 4G146JD03
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特開昭60-5012号公報
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特公昭64-10443号公報
審査官引用 (6件)
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特開昭60-155521
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ガス分離精製装置およびその運転方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-267807
出願人:日本酸素株式会社
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SF6ガス回収装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-010142
出願人:山陽電子工業株式会社
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特定ガス回収装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-164310
出願人:山陽電子工業株式会社
-
気体分離装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-194560
出願人:株式会社日立製作所
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特開平2-026608
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