特許
J-GLOBAL ID:200903056354227100
サスペンション制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-133447
公開番号(公開出願番号):特開2002-114017
出願日: 2001年04月27日
公開日(公表日): 2002年04月16日
要約:
【要約】【課題】 ばね力等による位相差を考慮し、特にばね上共振周波数帯域における制御性の向上を図り、よりスカイフックダンパ理論に近い減衰特性が得られるサスペンション制御装置を提供する。【解決手段】 位相調整フィルタ13及びゲイン調整フィルタ14を設け、車体共振点付近で、上下加速度Mを49度進ませて、相対速度に対する上下加速度Mの位相差を180度にして、相対速度と位相を合わせるようにしている。車体共振点(1Hz)付近では、推定相対速度の利得ゲインを小さくし、車体共振点付近以外の帯域では、推定相対速度の利得ゲインを大きくし、信号Dを生成している。車体共振点付近20では大きな値の係数Eが得られ、車体共振点付近20の制御量が大きくなり、高い周波数側の制御量が小さくなり、これに対応して減衰力が調整され、車体共振点(1Hz)付近における乗り心地の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
車両のばね上とばね下との間に介装され、減衰特性を調整可能なショックアブソーバと、車両のばね上の振動を検出するばね上振動検出手段と、該ばね上振動検出手段が検出した検出信号からばね上振動の絶対速度を求め、該絶対速度に応じて前記ショックアブソーバの減衰特性を制御する制御手段と、を備え、該制御手段は、前記ばね上振動検出手段が検出した検出信号の位相を調整して前記ばね上とばね下との実相対速度を推定する相対速度推定手段と、該相対速度推定手段で得られた推定相対速度に基づいて前記ショックアブソーバの減衰特性を制御する制御信号を生成し、該制御信号を前記ショックアブソーバに出力する制御信号出力部と、を有し、前記相対速度推定手段は、ばね上共振周波数帯域における実相対速度に対する前記検出信号の位相差が少なくなるように、前記検出信号の位相を調整することを特徴とするサスペンション制御装置。
Fターム (9件):
3D001AA02
, 3D001BA01
, 3D001CA01
, 3D001DA17
, 3D001EA34
, 3D001EB26
, 3D001EC07
, 3D001ED02
, 3D001ED09
引用特許:
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