特許
J-GLOBAL ID:200903056912001173

熱可塑性ポリイミドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-095609
公開番号(公開出願番号):特開2002-293930
出願日: 2001年03月29日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【手段】 第1工程(液相反応工程)として?@ 化学式(2)で表されるジアミン成分、?A 化学式(3)で表されるテトラカルボン酸二無水物成分、及び、?B 化学式(4)で表される末端封止剤であるジカルボン酸無水物成分を含んでなる原料混合物を有機溶媒中で液相反応させるてポリイミドプレポリマーを製造する工程、第2工程(乾燥工程)として、前工程で得られたポリイミドプレポリマーから有機溶媒を除去して固相のポリイミドプレポリマーを製造する工程、第3工程(固相反応工程)として、前工程で得られた固相のポリイミドプレポリマーを固相反応させて、ポリイミドプレポリマーよりも大きな重量平均分子量(Mw)を有する固相の熱可塑性ポリイミドを製造する工程とを含んで構成されることを特徴とする、化学式(1)で表される繰り返し構造を有する熱可塑性ポリイミドの製造方法。【効果】 容積効率等の生産効率が顕著に改善される。
請求項(抜粋):
化学式(1)(化学式(1)中nは、1以上の整数、XおよびYは炭素数6以上30以下であり、かつ単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、あるいは芳香族基が直接結合または架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基であり、Xは、2価、Yは、4価の基をそれぞれ示す。)で表される繰り返し構造を有する熱可塑性ポリイミドの製造方法であって、第1工程(液相反応工程)として?@ 化学式(2)(化学式(2)中Xは、化学式(1)中のXと同一の基を示す。)で表されるジアミン成分、?A 化学式(3)(化学式(3)中Yは、化学式(1)中のYと同一の基を示す。)で表されるテトラカルボン酸二無水物成分、及び、?B 化学式(4)(化学式(4)中Zは、炭素数6以上30以下であり、かつ、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基又は芳香族基が、直接結合又は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基であり、かつ、2価の基を示す。)で表される末端封止剤であるジカルボン酸無水物成分を含んでなる原料混合物の少なくとも一部を有機溶媒に溶解してなる反応系を、混合して液相反応させることにより液相のポリイミドプレポリマーを製造する工程、第2工程(乾燥工程)として、第1工程で得られた液相のポリイミドプレポリマーから有機溶媒を除去して固相のポリイミドプレポリマーを製造する工程、第3工程(固相反応工程)として、第2工程で得られた固相のポリイミドプレポリマーを、さらに、固相反応させて、ポリイミドプレポリマーよりも大きな重量平均分子量(Mw)を有する固相の熱可塑性ポリイミドを製造する工程とを含んで構成されることを特徴とする、熱可塑性ポリイミドの製造方法。【化1】
Fターム (28件):
4J043PA01 ,  4J043PA02 ,  4J043PB23 ,  4J043QB15 ,  4J043QB26 ,  4J043RA34 ,  4J043RA35 ,  4J043SA06 ,  4J043SB01 ,  4J043TA21 ,  4J043TA22 ,  4J043TB01 ,  4J043UA122 ,  4J043UA132 ,  4J043UA141 ,  4J043UA151 ,  4J043UB131 ,  4J043VA021 ,  4J043VA061 ,  4J043XA03 ,  4J043XA11 ,  4J043XA13 ,  4J043XA16 ,  4J043XA17 ,  4J043XA19 ,  4J043XB07 ,  4J043XB33 ,  4J043ZA05
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る