特許
J-GLOBAL ID:200903057175740730

X線分光素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 利之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-178005
公開番号(公開出願番号):特開平11-352297
出願日: 1998年06月11日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 特定の元素に起因する特定の特性X線を取り出す場合に、特定の元素よりも原子番号が1または2だけ小さい元素を人工多層膜と組み合わせるようにして、高反射でかつ高分解能のX線分光素子を得る。【解決手段】 X線分光素子の人工多層膜の部分は、第1層10がタングステン(W)、第2層12が炭化ホウ素(B4C)である。第1層10と第2層12の厚さはそれぞれ約3〜4ナノメータであり、これを50〜200周期だけ積層してある。この人工多層膜の表面にニッケルの表面層14を形成してある。このX線分光素子はCuKα線だけを取り出すようにしたものであり、ニッケル層14を形成することにより、CuKα線よりも短波長側のX線をニッケル層14で効果的に吸収できる。
請求項(抜粋):
特定の元素に起因する特定の特性X線を取り出すようにしたX線分光素子において、このX線分光素子を人工多層膜で作り、その人工多層膜の表面に、前記特定の元素よりも原子番号が1または2だけ小さい元素からなる表面層を形成したことを特徴とするX線分光素子。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 多層膜X線反射鏡
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-033249   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開平2-146000
  • 軟X線用多層膜
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-142295   出願人:キヤノン株式会社
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