特許
J-GLOBAL ID:200903057231753319

耐リジング性・加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼の溶製法および鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 和田 憲治 ,  萩原 康司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-199517
公開番号(公開出願番号):特開2004-043838
出願日: 2002年07月09日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】耐リジング性・加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼を得るために、鋳片中の等軸晶率を簡単かつ確実に向上させる溶製法を提供する。【解決手段】Cr:9〜30質量%であり、MgO-Al2O3系介在物を核にもつ複合型TiNを鋳片中に含有するフェライト系ステンレス鋼を溶製するに際し、TiとNの濃度積(Ti質量%×N質量%)が0.0007〜0.004になり、かつ、溶鋼中の酸素活量aOの常用対数LogaOが-5.0〜-3.0になるように成分調整を行い、その後鋳造することを特徴とする溶製法。aOの調整は、酸素センサーを用いたaOの実測および適量の脱酸剤の添加を組み合わせた手法により、好適に実現できる。成分調整に際し、CaOとAl2O3を主成分とするスラグの使用、および、MgO含有耐火物を内張りした精錬容器の使用が有効である。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
Cr:9〜30質量%であり、MgO-Al2O3系介在物を核にもつ複合型TiNを鋳片中に含有するフェライト系ステンレス鋼を溶製するに際し、TiとNの濃度積(Ti質量%×N質量%)が0.0007〜0.004になり、かつ、溶鋼中の酸素活量aOの常用対数LogaOが-5.0〜-3.0になるように成分調整を行い、その後鋳造することを特徴とする耐リジング性および加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼の溶製法。
IPC (3件):
C21C7/00 ,  C21C7/06 ,  C22C38/00
FI (3件):
C21C7/00 A ,  C21C7/06 ,  C22C38/00 302Z
Fターム (7件):
4K013AA02 ,  4K013BA08 ,  4K013BA14 ,  4K013CE06 ,  4K013CF01 ,  4K013EA01 ,  4K013EA19
引用特許:
審査官引用 (6件)
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