特許
J-GLOBAL ID:200903057353702790

複式単線自動循環式索道の停留場構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-314251
公開番号(公開出願番号):特開平10-138915
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 複式単線自動循環式索道の停留場で搬器が走行する軌条列とロープの誘導位置関係を示した停留場構造を提供することにある。【解決手段】 搬器10(20)は右握索ユニット30と左握索ユニット40で握索するロープ間隔Aを懸垂した客車23の客車幅Wより広い寸度と成るように構成する。また、乗客が乗降する停留場2には水平な状態で軌条列11を架設する。搬器10(20)は停留場2に到着すると右握索ユニット30と左握索ユニット40とはロープ3の第1ループ3aと第2ループ3bを放索して水平な軌条列11を走行する。到着側2aでは第1ループ3aと第2ループ3bとは放索位置から到着側屈曲索受装置6a,6bで垂直下方へ搬器10(20)の通過領域外へ退避され、出発側2bでは出発側屈曲索受装置7a,7bで垂直上方へ握索位置まで誘導される。そして、搬器10(20)は第1ループ3aと第2ループ3bとを握索して停留所2を出発する。
請求項(抜粋):
両端の停留場に枢設した滑車間には1本のロープで無端状に2重ループを形成し、索道線路中の往復両線にあってはそれぞれ2つのループのロープを所定の間隔で水平方向に平行にしてに循環移動をさせて、かかる2つのループのロープを搬器に具えた2つの握索ユニットがそれぞれ握索して索道線路中を移動し、両端の停留場に到着すると2つの握索ユニットは2つのループのロープを放索して、それぞれの停留場に架設した軌条列上を走行して搬器が回送移送されるようになした複式単線自動循環式索道の停留場構造は、前記索道線路の往路線および復路線を移動する前記2つのループのロープの間隔より平面視で狭い寸度の客車幅の客車を懸垂し、かつ、前記2つのループのロープ間に位置するように前記右握索ユニットと前記左握索ユニットとを具えた搬器と、前記停留場には前記搬器が走行するための水平に架設をした軌条列と、該軌条列の到着側に並設して前記2つのループのロープを垂直下方へ屈曲して誘導するための到着側屈曲索受装置および出発側に並設して前記2つのロープを垂直上方へ屈曲して誘導するための出発側屈曲索受装置とよりなり、前記停留場の到着側では前記水平な軌条列を走行する搬器が放索した前記ロープを前記到着側屈曲索受装置で放索位置より垂直下方へ屈曲誘導して搬器経路より退避させ、出発側では前記水平な軌条列を走行する搬器の握索位置へ前記出発側屈曲索受装置列で退避させたロープを垂直上方へ屈曲誘導するようにしたことを特徴とする複式単線自動循環式索道の停留場構造。
IPC (2件):
B61B 12/00 ,  B61B 12/02
FI (2件):
B61B 12/00 A ,  B61B 12/02 H
引用特許:
審査官引用 (7件)
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