特許
J-GLOBAL ID:200903057359968075

鋳造品製造装置、及び鋳造品製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡邉 一平 ,  木川 幸治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-195352
公開番号(公開出願番号):特開2006-015367
出願日: 2004年07月01日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
【課題】機械的性質に優れた鋳造品を製造することが可能な鋳造品製造装置を提供する。【解決手段】本発明の鋳造品製造装置1は、アルミニウムを含む合金を溶融して溶湯を得、得られた溶湯を鋳造して鋳造品を製造する鋳造品製造装置1であって、アルミニウムを含む合金を溶融するための溶融手段7と、得られた溶湯を鋳造して鋳造品16を得るための鋳造手段20と、得られた鋳造品16を熱処理するための熱処理手段21とを備えたものであり、溶融手段7は、それぞれ所定の温度に貯留した二つの一次溶湯11,12を混合して、鋳造に適した二次溶湯13を得ることができる。また、熱処理手段21は、炉体23と、流動層22と、加熱部24とを有し、鋳造手段20によって得られた鋳造品16を、熱処理手段21の流動層22の中で熱処理することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アルミニウムを含む合金を溶融して溶湯を得、得られた前記溶湯を鋳造して鋳造品を製造する鋳造品製造装置であって、 前記アルミニウムを含む合金を溶融するための溶融手段と、得られた前記溶湯を鋳造して鋳造品を得るための鋳造手段と、得られた前記鋳造品を熱処理するための熱処理手段とを備え、 前記溶融手段が、前記アルミニウムを含む合金を、その溶融温度よりも100〜180°C高い温度まで加熱して溶融することにより一次溶湯を得る溶融部と、前記溶融部で溶融した前記一次溶湯のうちの所定の一次溶湯を、所定量ずつに複数に分けた状態で、前記溶融温度よりも10〜50°C高い温度まで冷却して保持して貯留する第一の貯留部と、前記溶融部で溶融した前記一次溶湯のうちの残余の一次溶湯を、前記溶融温度よりも220〜290°C高い温度まで加熱して保持して貯留する第二の貯留部と、所定量ずつに複数に分けた状態で貯留したそれぞれの前記所定の一次溶湯に対して、前記第二の貯留部に貯留した前記残余の一次溶湯を、混合した後の温度が前記溶融温度よりも100〜180°C高い温度となるようにそれぞれ加えて混合して二次溶湯を得る混合部とを有し、 前記鋳造手段が、その型合わせ面にキャビティが形成された、二以上に分割された部分金型と、前記二次溶湯を前記キャビティに充填する充填部とを有し、 前記熱処理手段が、炉体と、前記炉体の内部に充填された粒状体から構成された流動層と、前記流動層を昇温させる加熱部とを有し、 前記鋳造手段によって得られた前記鋳造品を、前記熱処理手段の前記流動層の中で熱処理する鋳造品製造装置。
IPC (8件):
B22D 47/00 ,  B22D 21/04 ,  B22D 45/00 ,  C21D 1/53 ,  C22C 21/02 ,  C22F 1/043 ,  F27B 15/14 ,  F27D 11/06
FI (8件):
B22D47/00 ,  B22D21/04 A ,  B22D45/00 A ,  C21D1/53 ,  C22C21/02 ,  C22F1/043 ,  F27B15/14 ,  F27D11/06 Z
Fターム (8件):
4K046HA01 ,  4K046JC07 ,  4K046JC08 ,  4K046JD03 ,  4K063AA05 ,  4K063BA03 ,  4K063CA03 ,  4K063FA31
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
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引用文献:
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