特許
J-GLOBAL ID:200903057411536154

音源分離装置、音源分離方法、音源分離プログラム及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 牛木 護 ,  清水 栄松 ,  吉田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-311718
公開番号(公開出願番号):特開2008-131183
出願日: 2006年11月17日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】拡散性雑音の高域の周波数成分だけでなく、低域の周波数成分についても確実に除去し得るとともに、従来よりも一段と小型化を図ることができる音源分離装置、音源分離方法、音源分離プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。【解決手段】前部無指向性マイクロフォンMC1等から出力された複数の受音信号X1(t)...を基に生成された所定方向に高い受音感度を有する指向特性信号を用いてMSC関数の演算を行なうことにより、低域周波数帯域で低くなったMSC値を算出し、このMSC値を用いて周波数成分解析を行ない、目的音と拡散性雑音とを分離するようにした。よって前部無指向性マイクロフォンMC1及び後部無指向性マイクロフォンMC2等の間隔を所定距離まで離さなくても、低域周波数帯域で低くなったMSC値により、拡散性雑音の低域周波数成分についても確実に除去でき、従来よりも一段と小型化を図ることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
所定方向から到来する目的音と、前記所定方向以外の方向から到来する指向性雑音及び周囲一様から到来する拡散性雑音とを分離する音源分離装置において、 間隔を置いて配置され、所定位置での概略目的音方向とヌル方向とを異ならせ、前記目的音方向を軸として回転させたときに指向特性が同一である複数の指向性マイクロフォンと、 前記指向性マイクロフォンから出力された受音信号に基づいてクロスパワースペクトル強度値を算出する算出手段と、 前記クロスパワースペクトル強度値に基づいて前記受音信号の周波数成分の解析パラメータを算出して、前記解析パラメータにより、前記拡散性雑音とその他の音を分離する分離手段とを備えることを特徴とする音源分離装置。
IPC (5件):
H04R 3/00 ,  G10L 15/20 ,  G10L 21/02 ,  H04R 1/40 ,  H04M 1/00
FI (5件):
H04R3/00 320 ,  G10L15/20 370E ,  G10L21/02 101A ,  H04R1/40 320A ,  H04M1/00 H
Fターム (7件):
5D015EE05 ,  5D018BB22 ,  5D020BB04 ,  5D020BB07 ,  5K027AA11 ,  5K027BB07 ,  5K027DD12
引用特許:
審査官引用 (6件)
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