特許
J-GLOBAL ID:200903057923298794

音声出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 克志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-360903
公開番号(公開出願番号):特開2006-173839
出願日: 2004年12月14日
公開日(公表日): 2006年06月29日
要約:
【課題】ユーザに聞こえる音声の明瞭度をより安定的に改善する「音声出力装置」を提供する。【解決手段】出力音声パワー算出部14は、マイク8の出力信号であるマイク出力信号中に含まれる案内音声信号成分のパワーを算出し出力する。騒音パワー算出部16は、案内音声信号成分のパワーが所定のしきい値以上であれば、マイク出力信号中の周囲騒音成分のパワーの騒音パワーとしての算出と出力を行い、しきい値未満であれば過去に案内音声信号成分のパワーが所定のしきい値未満であった期間に算出した周囲騒音成分のパワーの平均値を騒音パワーとして出力する。ラウドネス補償制御部11は、案内音声信号成分のパワーと、騒音パワーとに基づいて、音量調整アンプ3のゲインと、イコライザ4の周波数帯域毎のゲインを、所定のラウドネス補償関数に従って調整する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ラウドネス補償を施した音声を出力する音声出力装置であって、 前記出力する音声を表す音声信号である出力音声信号を生成する音声信号生成手段と、 音声信号生成手段が生成した出力音声信号のラウドネス補償を行うラウドネス補償手段と 前記ラウドネス補償手段がラウドネス補償を行った前記出力音声信号に基づき音声を出力するスピーカと、 周辺音をピックアップするマイクと、 前記マイクが出力する信号であるマイク出力信号と前記出力音声信号とに基づき、前記出力音声信号を入力とし前記マイク出力信号を出力とする系の伝達関数を学習し、前記出力音声信号と学習した伝達関数とに基づいて前記マイク出力信号中の前記出力音声の成分を出力音声成分として推定する出力音声成分推定手段と、 前記出力音声成分推定手段が推定した出力音声成分のパワーを算出する出力音声成分パワー算出手段と、 前記マイク出力信号のパワーから前記出力音声成分パワー算出手段が算出した前記出力音声成分のパワーをキャンセルすることにより、前記マイク出力信号中の周囲騒音成分のパワーを算出する周囲騒音成分パワー算出手段と、 前記出力音声成分パワー算出手段が算出した出力音声成分のパワーが所定レベル以下のときに、前記周囲騒音成分パワー算出手段が算出した前記周囲騒音成分のパワーを騒音パワーとして算出し、前記出力音声成分パワー算出手段が算出した出力音声成分のパワーが所定レベルを超えるときに、前記出力音声成分パワー算出手段が算出した出力音声成分のパワーが所定レベル以下であった期間の前記周囲騒音成分のパワーの平均値を騒音パワーとして算出する騒音パワー算出手段とを有し、 前記ラウドネス補償手段は、前記出力音声成分パワー算出手段が算出した前記出力音声成分のパワーと、前記騒音パワー算出手段が算出した前記騒音パワーとに基づいて、スピーカに出力する出力音声信号のゲインの調整を、所定のラウドネス補償関数に従って行うことを特徴とする音声出力装置。
IPC (3件):
H04R 3/00 ,  H03G 3/30 ,  H04R 3/04
FI (4件):
H04R3/00 310 ,  H03G3/30 A ,  H03G3/30 B ,  H04R3/04 101
Fターム (6件):
5D020AC05 ,  5D020CD04 ,  5J100JA05 ,  5J100LA01 ,  5J100QA01 ,  5J100SA00
引用特許:
出願人引用 (7件)
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