特許
J-GLOBAL ID:200903057992766236

電気自動車用制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215309
公開番号(公開出願番号):特開平10-035446
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 回生制動力の有効利用、ブレーキストロークの違和感をなくす。【解決手段】 マスタシリンダと従動輪及び駆動輪の液圧制動手段との間に液圧制御弁装置30を設ける。ペダル操作による全制動力値は分担状態が、第1段階で回生制動を、第2段階で回生制動と従動輪液圧制動を、第3段階で回生制動と全液圧制動を行うようにしてあり、液圧制御弁装置は、第1段階で遮断し、第2段階で増圧し、第3段階で連通する制御を行う従動輪用増圧制御弁33と、第2段階が終わるまで差圧設定部72の出力圧に基いて減圧し、第3段階で連通する駆動輪用液圧制御弁部70と、マスタシリンダからの液圧及び回生制動力値に基いて第1、第2段階の回生制動力を液圧制動力として発生させる際の消費液量に相当する容積に制御される容積可変部73と、容積可変部に従ってマスタシリンダからの液量を消費する液量消費部71と、を有する。
請求項(抜粋):
ブレーキペダル踏力又はマスタシリンダ液圧に基いて回生制動力を発生させると共に、回生制動による制動力の不足分を従動輪又は駆動輪の液圧制動手段で補足させる電気自動車用制動装置であって、前記マスタシリンダと各液圧制動手段との間に、前記回生制動力の負担分に対応して前記マスタシリンダの液圧の伝達を遮断する液圧制御弁装置が設けられる電気自動車用制動装置において、前記液圧制御弁装置として、前記マスタシリンダと従動輪の液圧制動手段との間に、マスタシリンダからの入力液圧と液圧制動手段への出力液圧との差圧に基づき開閉する弁体と、この弁体に閉弁付勢力を作用させる付勢手段と、を有する増圧制御弁を設け、この増圧制御弁は、前記マスタシリンダからの入力液圧が前記負担分に対応した値となるまでは、前記マスタシリンダと従動輪の液圧制動手段との間を遮断し、前記マスタシリンダからの入力液圧が前記値を超えた後は、前記マスタシリンダからの入力液圧の昇圧割合よりも高い割合で前記出力液圧を上昇させて、前記入力液圧と出力液圧とを一致させるものであることを特徴とする電気自動車用制動装置。
IPC (3件):
B60T 8/00 ,  B60L 7/10 ,  B60L 7/24
FI (3件):
B60T 8/00 Z ,  B60L 7/10 ,  B60L 7/24 E
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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