特許
J-GLOBAL ID:200903058062976733

メタロセン化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-504742
公開番号(公開出願番号):特表2000-514433
出願日: 1997年07月02日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】式(I)[式中、CpIおよびCpIIはシクロペンタジエニル含有構造を伴うカルボアニオン類を表し、Dは供与体の原子を表しそしてAは受容体の原子を表し、ここで、DおよびAは、供与体基が正(部分)電荷を取りかつ受容体基が負(部分)電荷を取るように可逆的配位結合で結合しており、Mはランタニド類およびアクチノイド類を包含する元素周期律表(メンデレエフ表)のIII、IV、VまたはVI亜族の遷移金属を表し、Xは1アニオン相当物を表しそしてnはMの電荷に応じて0、1、2、3または4の数を表す]で表されるメタロセン化合物。本化合物は新規であり、オレフィン類、i-オレフィン類、アルキン類および/またはジオレフィン類の(共)重合または開環重付加用の触媒として使用可能である。典型的なX線構造分析は式(18a)で表される。
請求項(抜粋):
式[式中、CpIおよびCpIIは、ハロゲンで一置換から完全に置換されていてもよいか或はフェニルで一置換から三置換されていてもよいか或はビニルで一置換から三置換されていてもよい線状もしくは分枝C1-C20-アルキル;C6-C12-アリール;炭素原子数が6から12のハロゲノアリール;および有機金属置換基、例えばシリル、トリメチルシリルおよびフェロセニル;から成る群から選択される同一もしくは異なる基でH原子の1つから全部が置換されていてもよくそしてDおよびAで一置換または二置換されていてもよいシクロペンタジエニル含有構造を有する2つの同一もしくは異なるカルボアニオンであり、Dは、追加的に置換基を持っていてもよくて個々の結合状態で自由電子対を少なくとも1対持つ供与体原子であり、Aは、追加的に置換基を持っていてもよくて個々の結合状態で電子対空間を少なくとも1つ持つ受容体原子であり、ここで、DおよびAは、該供与体基が正(部分)電荷を取りそして該受容体基が負(部分)電荷を取るように可逆的配位結合で連結しており、Mは、ランタニド類およびアクチニド類を包含する元素周期律表(メンデレエフ)のIII、IV、VまたはVI遷移族の遷移金属を表し、Xは、1アニオン相当物であり、そしてnは、Mの電荷に応じて0、1、2、3または4である]で表されるメタロセン化合物。
IPC (4件):
C07F 17/00 ,  C07F 7/00 ,  C08F 4/64 ,  C08F 10/00
FI (4件):
C07F 17/00 ,  C07F 7/00 A ,  C08F 4/64 ,  C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 高融点ポリオレフィン類の製造方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-504740   出願人:バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
  • 熱可塑性エラストマーの製造方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-504741   出願人:バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
  • エラストマーの製造方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-504743   出願人:バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
全件表示
引用文献:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る