特許
J-GLOBAL ID:200903058167187777

フィードフォワード増幅器の調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-153204
公開番号(公開出願番号):特開平11-004123
出願日: 1997年06月11日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 フィードフォワード増幅器全体の歪改善量が減少仕切れない場合が発生し、スプリアスとなって送出される。【解決手段】 フィードフォワード増幅器として、動作させる場合、歪抑圧量を使用帯域内で30dBc 以上確保するためには、使用周波数範囲の振幅および位相の偏差が±0.5dB以内、±1度以内である必要がある。主増幅器24などを動作させた場合、温度変動などにより、信号が常に同位相、振幅特性が使用周波数範囲で変動しないとは限らない。そこで、瞬時に歪量を低減するために、基準となるパイロット信号の周波数を移動させたり、あるいは周波数の異なる複数のパイロット信号を同時に入力して、使用周波数範囲全体にわたって最適となるような歪抑圧量の調整を行う。
請求項(抜粋):
入力信号に注入された信号を増幅する増幅器を有し、パイロット信号レベルにより前記入力信号の位相及び振幅を調節することにより、前記増幅器で発生する歪成分を抽出する歪検出ループ手段と、前記増幅器の出力に前記抽出された歪成分の位相及び振幅を調節して再注入することにより前記歪成分を除去する歪除去ループ手段と、その歪除去ループ手段の出力に含まれる前記パイロット信号を検出し、その検出信号に基づいて、前記歪検出ループ手段の位相及び振幅と前記歪除去ループ手段の位相及び振幅とを制御する制御手段とを備えたフィードフォワード増幅器の調整方法において、前記パイロット信号の周波数を所定周波数範囲内で移動させることを特徴とするフィードフォワード増幅器の調整方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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