特許
J-GLOBAL ID:200903058185453948

助手席用エアバッグモジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-144798
公開番号(公開出願番号):特開平10-329638
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、エアバッグの溶損を防止する様になすと共に、合理的な構造のガス発生器を用いる事により、助手席用エアバッグモジュールの信頼性を高めると共に、用済み後のエアバッグも、資源として再使用可能な素材で形成し得るものを提供することにある。【解決手段】 2つの第1及び第2燃焼室G1,G2を備えるガス発生器4をモジュールケース3内に配置し、ガス発生器4とモジュールケース3との間のガス流出空間S1に通じる用にエアバッグ2をモジュールケース3に装着した助手席用エアバッグモジュールであって、モジュールケース3にはハウジング3の軸方向中央に位置してエアバッグ2とガス流出空間S1とを連通するガス流出口8を形成し、ガス流出口8の開口位置を、ハウジング21の各燃焼室G1,G2の部分に形成されたガス放出孔28aに相対峙しない様に、ずらして配置した。
請求項(抜粋):
モジュールケース(3)内に、円筒状のガス発生器(4)と該ガス発生器(4)によって展開するエアバッグ(2)とを備えてなる車両の助手席用エアバッグモジュールにおいて、前記ガス発生器(4)は、円筒状のハウジング(21)の両端部には、夫々点火装置(26,27)が配置されており、該ハウジング(21)内には、仕切部材(22)によって、前記各点火装置(26,27)に対応して第1燃焼室(G1)と第2燃焼室(G2)とが画成されており、該各燃焼室(G1,G2)内には、その軸中心からガス発生剤(23)とフィルタ(24)が順次配置されており、前記ハウジング(21)の筒部には、前記各燃焼室(G1,G2)に対応して円周方向に複数のガス放出孔(28a)が形成されており、前記モジュールケース(3)内には、前記ガス発生器(4)を囲繞する様に環状のガス流出空間(S1)が形成されており、該ガス流出空間(S1)と前記エアバッグ(2)とは、前記モジュールケース(3)内の軸方向中央部に位置するガス流出口(8)を介して連通されており、前記ガス流出口(8)の開口位置は、前記ハウジング(21)に形成された前記各ガス放出孔(28a)の少なくとも一部と相対峙しない様に、ずらして配置されてなるものである事を特徴とする助手席用エアバッグモジュール
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平3-000548
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-122665   出願人:豊田合成株式会社
  • ガス発生器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-148476   出願人:日本化薬株式会社, センサー・テクノロジー株式会社
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