特許
J-GLOBAL ID:200903058217269222

吸収式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-328273
公開番号(公開出願番号):特開2003-130487
出願日: 2001年10月25日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】 排ガスから熱を回収する機構を備えた吸収式冷凍機において、起動時や部分負荷運転時にも排ガスに含まれる水蒸気が凝縮しないようにする。【解決手段】 第1および第2の熱回収器23、24を設けると共に、低温熱交換器9を出た稀吸収液が第2の+熱回収器24を迂回して流れる吸収液側路管11Bを設け、この吸収液側路管11Bに流量制御弁25を設け、さらに温度センサ26が排ガスの露点温度より高い所定の温度(例えば100°C)を検出し続けるように流量制御弁25の開度を制御するための制御器27を設けるようにした。
請求項(抜粋):
燃焼装置で加熱沸騰させて冷媒を蒸発分離し、稀吸収液から冷媒蒸気と中間吸収液を得る高温再生器と、この高温再生器で生成して供給される中間吸収液を高温再生器で生成した冷媒蒸気で加熱してさらに冷媒を蒸発分離し、中間吸収液から冷媒蒸気と濃吸収液を得る低温再生器と、この低温再生器で中間吸収液を加熱して凝縮した冷媒液が供給されると共に、低温再生器で生成して供給される冷媒蒸気を冷却して冷媒液を得る凝縮器と、この凝縮器から供給された冷媒液が伝熱管の上に散布され、伝熱管内を流れる流体から熱を奪って冷媒が蒸発する蒸発器と、この蒸発器で生成して供給される冷媒蒸気を低温再生器から冷媒蒸気を分離して供給される濃吸収液に吸収させて稀吸収液にし、高温再生器に供給する吸収器と、この吸収器に出入する稀吸収液と濃吸収液とが熱交換する低温熱交換器と、高温再生器に出入する中間吸収液と稀吸収液とが熱交換する高温熱交換器とを備えた吸収式冷凍機において、燃焼装置から排出される排ガスと高温熱交換器を通過した稀吸収液とが熱交換する第1の熱回収器と、この第1の熱回収器を通過した排ガスと、低温熱交換器を通過し、高温熱交換器に入る前の稀吸収液とが熱交換する第2の熱回収器と、この第2の熱回収器を迂回する排ガス管または吸収液管と、第2の熱回収器を迂回する排ガス管または吸収液管に設けた弁と、この弁の開閉を排ガスの温度に基づいて制御する制御手段と、を設けたことを特徴とする吸収式冷凍機。
IPC (2件):
F25B 15/00 306 ,  F25B 15/00 303
FI (3件):
F25B 15/00 306 Z ,  F25B 15/00 303 B ,  F25B 15/00 306 K
Fターム (14件):
3L093BB11 ,  3L093BB22 ,  3L093BB37 ,  3L093BB48 ,  3L093CC00 ,  3L093DD08 ,  3L093EE00 ,  3L093EE12 ,  3L093GG02 ,  3L093HH00 ,  3L093HH02 ,  3L093HH15 ,  3L093JJ02 ,  3L093KK03
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 吸収冷温水機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-230400   出願人:東京瓦斯株式会社
  • 吸収式冷凍機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-307184   出願人:三洋電機株式会社
  • 直焚式吸収冷凍機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-023099   出願人:三菱重工業株式会社
全件表示

前のページに戻る