特許
J-GLOBAL ID:200903058310241257

ATM通信網

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-132770
公開番号(公開出願番号):特開2000-324114
出願日: 1999年05月13日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 ATM通信網で、クライアント・サーバモデルの特徴を利用した制御を行い、クライアント・サーバタイプのトラヒックにおける輻輳を発生させることなく効率よくセルの転送を行う。【解決手段】 クライアントは、一連のセルの先頭に自身が送受信可能なレート情報を書き込んだOAMセルを付与する。ATMスイッチは輻輳を発生させずに一連のセルを転送できる帯域を推定し、その情報をOAMセルに書き込む。サーバは、一定時間内の複数ルートから到来するOAMセルから帯域の情報、データのサイズ情報にしたがって輻輳を発生させずにクライアントに一連のセルを転送するためのルートおよびその送信レートを設定し、一連のセルの先頭と最後尾にこの送信レートを書き込んだOAMセルを付与する。ATMスイッチは、一連のセルの先頭OAMセルの送信レートの情報にしたがって帯域を確保し、また、最後尾OAMセルの送信レートの情報にしたがって帯域を解放する。
請求項(抜粋):
複数のクライアントと、サーバとを備え、このサーバとこの複数のクライアントとを接続するATMスイッチとを備えたATM通信網において、前記クライアントは、前記サーバに向かう一連のセルの先頭にOAM(Operation And Maintenance)セルを付与する手段と、自身が送受信可能なレート情報を前記OAMセルに書き込む手段とを備え、前記ATMスイッチは、前記一連のセルが通過するルートの残余帯域を管理する手段と、前記一連のセルが一時蓄積されるバッファの現在のキュー長を監視する手段と、この残余帯域を管理する手段およびこの現在のキュー長を監視する手段により得られた残余帯域の値および現在のキュー長および前記OAMセルに書き込まれたレート情報にしたがって輻輳を発生させずに前記サーバから前記クライアントに向けて一連のセルを転送できる帯域を推定する手段と、前記推定された帯域の情報を前記OAMセルに書き込む手段とを備え、前記サーバは、前記OAMセルに書き込まれた前記推定された帯域の情報を複数ルートから到来するOAMセルのそれぞれについて読み取る手段と、一定時間内に収集したこの推定された帯域の情報および前記クライアントから要求されたデータのサイズ情報にしたがって輻輳を発生させずにクライアントに一連のセルを転送するための送信レートを前記複数のルートについてそれぞれ設定する手段と、この設定する手段により設定された前記送信レートにしたがって前記複数のルートのいずれかを選択する手段と、一連のセルの先頭と最後尾にOAMセルを付与する手段と、この先頭および最後尾のOAMセルに前記選択する手段により選択されたルートの前記送信レートの情報を書き込む手段とを備えたことを特徴とするATM通信網。
Fターム (9件):
5K030GA03 ,  5K030GA13 ,  5K030HA10 ,  5K030HB00 ,  5K030HB29 ,  5K030KX11 ,  5K030KX30 ,  5K030MA13 ,  5K030MB15
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • ATM通信網
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-100488   出願人:日本電信電話株式会社
  • ATM通信網
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-045727   出願人:日本電信電話株式会社
  • ATM通信網
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-326476   出願人:日本電信電話株式会社
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