特許
J-GLOBAL ID:200903058754349089

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-261304
公開番号(公開出願番号):特開2006-078270
出願日: 2004年09月08日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】 クラッタ環境下で目標とクラッタのドプラ速度が近接している場合でも、処理規模の小さな方法でクラッタを抑圧し、かつ目標を検出する。【解決手段】 MTI(41)の周波数フィルタの形状を決めるパルスヒット数を決める際に、クラッタが強い場合に、MTIのヒット数を多くしてクラッタを抑圧するという観点からヒット数を決め、クラッタに対しては抑圧度を大きくし、かつクラッタ近傍の目標については抑圧しないように決めた係数(44)によりMTI(41)を実施し、その信号に対してDFT(42)を実施する。このように、MTI(41)の周波数フィルタの形状を決めるヒット数を多くして、クラッタに対するヌルの形状をシャープにし、この共通のMTI出力を用いてドプラフィルタを形成することにより、フィルタバンク毎の係数制御は不要になり、処理規模の小さな方法でクラッタを抑圧し、かつドプラ周波数の近接した目標を検出することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のパルスヒットのPRI(Pulse Repetition Interval:パルス繰返し間隔)間のデータを取得する送受信手段と、 前記送受信手段で得られるPRI間データにMTI(Moving Target Indicator:移動目標指示装置)の処理を施してクラッタ成分を抑圧しつつ目標を検出するMTI処理手段と、 前記MTI処理手段の出力データを周波数領域に変換し、互いに周波数領域の異なる複数のフィルタバンクでクラッタ成分を抑圧するフィルタバンク処理手段と、 前記MTI処理手段に対して、クラッタに対しては抑圧度を大きくし、かつクラッタ近傍の目標については抑圧しないように決めたMTI係数を演算し、このMTI係数に基づいて前記MTIを実施させるMTI係数演算処理手段とを具備することを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/534 ,  G01S 13/526
FI (2件):
G01S13/534 ,  G01S13/526
Fターム (8件):
5J070AB01 ,  5J070AD01 ,  5J070AD08 ,  5J070AE05 ,  5J070AF06 ,  5J070AH35 ,  5J070AH39 ,  5J070BA01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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