特許
J-GLOBAL ID:200903058769760141
周期性信号の適応制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-221712
公開番号(公開出願番号):特開2001-051703
出願日: 1999年08月04日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 制御対象の外的条件の変化等に適正に対処し、収束安定性の高くかつ安価な周期性信号の適応制御方法を提供する。【解決手段】 適応フィルタ32のフィルタ係数の更新期間において、フィルタ係数の更新値(Δak,Δφk)あるいはその平均値が予め規定された基準値(Δath,Δφth)より大きくなったとき、推定伝達関数36のデータの更新を行うもので、この推定伝達関数のデータの更新を、適応フィルタのフィルタ係数の更新と、所定時間間隔で交互に行うようにした。また、推定伝達関数のデータを更新の際に、パルス信号の周波数が急激に変動する周波数急変時には、推定伝達関数のデータの更新を中断し、適応制御を行う。
請求項(抜粋):
振動発生源からの周期性のパルス信号に基づく入力信号を、適応フィルタの振幅補償係数及び位相補償係数の関数であるフィルタ係数により振幅及び位相補償を行い、その出力信号が制御対象系の伝達関数を通過した後、該伝達関数を通過した遅延信号と前記振動発生源からの外力を加算し、該加算の結果である誤差と、制御対象系において予め規定された推定伝達関数により前記入力信号を振幅及び位相処理した推定伝達関数処理信号とに基づいてデジタルフィルタにより前記適応フィルタのフィルタ係数の逐次更新を行うものであり、前記遅延信号により前記外力を抑制するようにした周期性信号の適応制御方法において、前記適応フィルタのフィルタ係数の更新期間中に、該フィルタ係数の更新値あるいはその平均値が予め規定された基準値より大きくなったとき、前記推定伝達関数のデータの更新を行うこととし、さらに該推定伝達関数のデータの更新と前記適応フィルタによるフィルタ係数の更新とを、所定時間間隔で交互に行うようにしたことを特徴とする周期性信号の適応制御方法。
IPC (5件):
G05B 13/02
, F16F 15/02
, G10K 11/16
, G10K 11/178
, H03H 21/00
FI (5件):
G05B 13/02 S
, F16F 15/02 A
, H03H 21/00
, G10K 11/16 J
, G10K 11/16 H
Fターム (25件):
3J048AB11
, 3J048AD03
, 3J048CB19
, 3J048EA01
, 5D061FF02
, 5D061GG05
, 5H004GA14
, 5H004GA34
, 5H004GA35
, 5H004HA12
, 5H004HB08
, 5H004HB09
, 5H004HB12
, 5H004JB03
, 5H004KA32
, 5H004KB21
, 5H004KC12
, 5H004KC45
, 5H004KC53
, 5H004LB07
, 5H004MA11
, 5J023DA00
, 5J023DB01
, 5J023DC01
, 5J023DD03
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
周期性信号の適応制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-010763
出願人:東海ゴム工業株式会社
-
能動型騒音制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-159052
出願人:日産自動車株式会社
-
振動騒音制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-079351
出願人:本田技研工業株式会社
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