特許
J-GLOBAL ID:200903058928768337

病的脈管を治療するためのステント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-532439
公開番号(公開出願番号):特表2001-509054
出願日: 1998年01月24日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】病的な血管を治療するために、ステント(1)をカテーテル(22)によって細長く伸長せしめられたフィラメント(2)として埋め込み、このステントが埋め込み場所において初めて、その熱記憶性質あるいはその弾性によって所定の形状に跳ねるようにすることが公知である。ステントの可とう性及び安定性を改善するために、ステントフィラメント(2,2’)が少なくとも2つの逆向きのらせん(3,3’)の形で存在しているようにすることによって、新規なステント(1)が創作される。この場合フィラメント(2)は高弾性又は熱記憶性質の材料から成っている。ステント(1)は織物部分及び又は繊維から成る組織体で包囲可能であり、したがってステントグラフトとして役立つ。この新規なステントは大きな安定性及び可とう性を有している。ステントは、ステント(1)を形成するフィラメント(2,2’)の外径にほぼ等しい内腔を有するカテーテル(22)によって血管内に導入することができ、所定の埋め込み場所でかさばった管形の埋め込み体に拡開する。
請求項(抜粋):
病的な脈管を治療するためのステントであって、少なくとも2つの細長いフィラメント(2,2’)の形で埋め込み装置(70)によって脈管(21,60)内に導入可能であり、埋め込み中埋め込み場所において初めてその所定の形状になる形式のものにおいて、フィラメント(2,2’)の少なくとも2つがその所定の埋め込み状態で、ステント(1)の長手方向の延びの少なくとも一部にわたって、互いに逆向きのらせん(3,3’)の形で存在することを特徴とする、病的脈管を治療するためのステント。
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る