特許
J-GLOBAL ID:200903059239725813

負の屈折率異方性を有する位相差フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-004707
公開番号(公開出願番号):特開2001-194530
出願日: 2000年01月13日
公開日(公表日): 2001年07月19日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は、耐熱性、成形性等が良好な負の屈折率異方性を有する位相差フィルムを提供することにある。【解決手段】 メチル基を有するフルオレン骨格を持つ特定のポリカーボネートからなり、かつ、測定波長550nmで測定した三次元屈折率が下記式(3)nx<nz (3)(上記式(3)中、nxはフィルム面内における主延伸方向の屈折率であり、nzはフィルム面に対して法線方向の屈折率である。)を満足する負の屈折率異方性を有する位相差フィルムであり、該位相差フィルムを正の屈折率異方性を有する位相差フィルムと積層して用いることにより、液晶表示装置の視野角特性を改善することができる。
請求項(抜粋):
下記式(1)【化1】で示される繰り返し単位と、下記式(2)【化2】(上記式(2)において、R<SB>9</SB>〜R<SB>16</SB>はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子及び炭素数1〜3の炭化水素基から選ばれ、Yは下記式群【化3】(上記式群中、R<SB>17</SB>〜R<SB>19</SB>、R<SB>21</SB>、R<SB>22</SB>はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子及び炭素数1〜22の炭化水素基から選ばれ、R<SB>20</SB>及びR<SB>23</SB>はそれぞれ独立に炭素数1〜20の炭化水素基から選ばれ、また、Ar<SB>1</SB>〜Ar<SB>3</SB>はそれぞれ独立に炭素数6〜10のアリール基から選ばれる。)で示される繰り返し単位とからなるポリカーボネートからなる位相差フィルムであって、上記式(1)で表される繰り返し単位は該ポリカーボネート全体の71〜98モル%を占め、上記式(2)で表される繰り返し単位は29〜2モル%を占め、かつ、測定波長550nmで測定した三次元屈折率が下記式(3)【数1】nx<nz (3)(上記式(3)中、nxは位相差フィルム面内における主延伸方向の屈折率であり、nzはフィルム面に対して法線方向の屈折率である。)を満足していることを特徴とする負の屈折率異方性を有する位相差フィルム。
IPC (4件):
G02B 5/30 ,  C08J 5/18 CFJ ,  G02F 1/13363 ,  C08L 69:00
FI (4件):
G02B 5/30 ,  C08J 5/18 CFJ ,  G02F 1/13363 ,  C08L 69:00
Fターム (26件):
2H049BA06 ,  2H049BA42 ,  2H049BB03 ,  2H049BB44 ,  2H049BC22 ,  2H091FA11X ,  2H091FA11Z ,  2H091FA12X ,  2H091FA12Z ,  2H091FB02 ,  2H091FC08 ,  2H091FC09 ,  2H091FD06 ,  2H091KA01 ,  2H091LA19 ,  4F071AA50 ,  4F071AA50X ,  4F071AF31 ,  4F071AF35 ,  4F071AF45 ,  4F071AG28 ,  4F071AG34 ,  4F071AH19 ,  4F071BA02 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01
引用特許:
審査官引用 (7件)
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