特許
J-GLOBAL ID:200903059452736420
危険物探知装置および危険物探知方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小川 勝男
, 田中 恭助
, 佐々木 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-328995
公開番号(公開出願番号):特開2006-138755
出願日: 2004年11月12日
公開日(公表日): 2006年06月01日
要約:
【課題】質量分析により、空港などで短時間に爆発物・禁制薬物など危険物の探知を行う装置において、検知すべき対象物質と検知すべきでない非対象物質とを精度良く識別し、かつ誤判定の可能性を抑えつつ、検知すべき対象物質の検出性能を向上させる。【解決手段】装置内に、検知すべき対象物質が示す標準的なマスクロマトグラムをデータベースとして用意する。測定によって得られた測定マスクロマトグラムとデータベース中の標準マスクロマトグラムとを、双方規格化したのち比較し、その一致度を利用して、対象物質を検出したか否かの判定を行う。また、探知すべき対象物質に由来する複数イオンの中から二つを選択し、二選択イオンのマスクロマトグラム間に見られる相関性と、データベース中の二選択イオンのマスクロマトグラム間に見られる相関性とを比較し、その一致度によっても、対象物質を検出したか否かの判定を行う。【選択図】図6
請求項(抜粋):
拭き取りシートに付着した物質を気体化させ、この気体分子をイオン化して質量分析を行い、前記付着した物質に危険物の成分が含まれていることを探知する危険物探知装置において、
危険物に由来する複数のイオンの標準マスクロマトグラムを記憶するデータベースを有し、
前記付着した物質から得た質量-電荷比の測定マスクロマトグラムと、前記質量-電荷比のフィッティングを施した標準マスクロマトグラムとを比較し、前記測定マスクロマトグラムと前記標準マスクロマトグラムとの一致度を求めることを特徴とする危険物探知装置。
IPC (1件):
FI (2件):
G01N27/62 V
, G01N27/62 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (10件)
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引用文献:
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