特許
J-GLOBAL ID:200903059552360184

等速ジョイント用転動部材の製造方法、等速ジョイント用転動部材および等速ジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-001381
公開番号(公開出願番号):特開2007-182607
出願日: 2006年01月06日
公開日(公表日): 2007年07月19日
要約:
【課題】過酷な環境下での耐久寿命を向上させた等速ジョイント用転動部材、過酷な環境下でも長寿命な等速ジョイントおよびその製造方法を提供する。【解決手段】等速ジョイント用転動部材の製造方法は、鋼製部材準備工程と、浸炭または浸炭窒化焼入工程と、高周波焼入工程と、仕上げ工程とを備える。鋼製部材準備工程では、鋼からなり、等速ジョイント用転動部材の概略形状に成形された鋼製部材が準備される。浸炭または浸炭窒化焼入工程では、鋼製部材に対して浸炭または浸炭窒化が実施された後、鋼製部材が焼入硬化される。高周波焼入工程では、等速ジョイント用転動部材の転走面となる部分を含む領域がさらに焼入硬化されて、転走面となるべき面からの深さが0.3mm以下の領域における残留オーステナイト量が50体積%以上70体積%以下とされる。仕上げ工程では、鋼製部材に対して仕上げ加工が実施される。【選択図】図6
請求項(抜粋):
鋼からなり、等速ジョイント用転動部材の概略形状に成形された鋼製部材を準備する鋼製部材準備工程と、 前記鋼製部材に対して浸炭または浸炭窒化を実施した後、焼入硬化する焼入硬化工程と、 前記焼入硬化工程において焼入硬化された前記鋼製部材の一部の領域である、前記等速ジョイント用転動部材の転走面となる部分を含む領域としての転走領域をさらに焼入硬化することにより、前記転走面となるべき面からの深さが0.3mm以下の前記鋼製部材の領域における残留オーステナイト量を50体積%以上70体積%以下とする部分焼入硬化工程と、 前記部分焼入硬化工程において前記転走領域が焼入硬化された前記鋼製部材に対して仕上げ加工を実施することにより、前記等速ジョイント用転動部材を完成させる仕上げ工程とを備えた、等速ジョイント用転動部材の製造方法。
IPC (8件):
C21D 9/40 ,  F16D 3/20 ,  F16D 3/224 ,  F16D 3/205 ,  C21D 1/06 ,  C21D 7/06 ,  C23C 8/32 ,  C23C 8/22
FI (9件):
C21D9/40 A ,  F16D3/20 J ,  F16D3/20 Z ,  F16D3/224 A ,  F16D3/205 M ,  C21D1/06 A ,  C21D7/06 A ,  C23C8/32 ,  C23C8/22
Fターム (18件):
4K028AA01 ,  4K028AA03 ,  4K028AB01 ,  4K028AB06 ,  4K042AA22 ,  4K042BA03 ,  4K042BA04 ,  4K042CA15 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA06 ,  4K042DB01 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04 ,  4K042DD03 ,  4K042DE02 ,  4K042DE03
引用特許:
出願人引用 (5件)
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