特許
J-GLOBAL ID:200903059727918175

熱間圧延設備及び熱間圧延機の潤滑方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-283458
公開番号(公開出願番号):特開平11-123414
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】作業ロール非クロス式の熱間圧延機を備えた熱間圧延設備において、圧延材・作業ロール間の潤滑性能の向上を図ることができる構成を提供する。【解決手段】熱間圧延設備は、作業ロール1U,1Lに冷却水を噴射するノズル5と、ストレージタンク6と、潤滑剤を噴射するノズル8と、これに潤滑剤を導く管路9,11、ポンプ10、及び切換弁7と、余剰潤滑剤を回収するカバー12及びシールリップ13、回収された潤滑剤をタンク6へ還流させる管路14,16,18及びポンプ15と、タンク6内に潤滑剤原液・希釈液を供給する管路19,21と、これらの供給量を調整する切換弁20,22と、潤滑剤中に占める潤滑剤原液の濃度を検出する濃度計23と、この検出結果に応じ、切換弁20の動作を制御するコントローラ24とを有する。
請求項(抜粋):
上下一対の作業ロール及びこれら作業ロールをそれぞれ支持する上下一対の補強ロールを備え、前記一対の作業ロール及び前記一対の補強ロールの軸線がともにパスラインに直角方向となるように配置された熱間圧延機と、この熱間圧延機の出側又は入側より前記一対の作業ロールに冷却剤を噴射してこれらを冷却する冷却手段と、前記一対の作業ロールと圧延材との間を潤滑するための潤滑剤を貯留するタンクと、前記一対の補強ロールのそれぞれに対面して配置され、前記潤滑剤を前記一対の補強ロール表面上にそれぞれ噴射する潤滑剤噴射手段と、前記タンクに貯留された前記潤滑剤を前記潤滑剤噴射手段に導く潤滑剤導入手段と、前記潤滑剤噴射手段から噴射された潤滑剤のうち補強ロール表面上に付着しなかった余剰分を回収する潤滑剤回収手段と、この潤滑剤回収手段で回収された潤滑剤を前記タンクへ還流させる潤滑剤還流手段とを有する熱間圧延設備において、前記タンク内に潤滑剤原液を供給する潤滑剤原液供給手段と、この潤滑剤原液供給手段による供給量を調整する第1の弁と、前記タンク内に前記潤滑剤原液を希釈する希釈液を供給する希釈液供給手段と、この希釈液供給手段による供給量を調整する第2の弁と、前記潤滑剤導入手段に導入される前記潤滑剤中に占める前記潤滑剤原液の濃度を検出する濃度検出手段と、この濃度検出手段での検出結果に応じ、前記第1及び第2の弁のうち少なくとも第1の弁の動作を制御する制御手段とを有することを特徴とする熱間圧延設備。
IPC (6件):
B21B 27/10 ,  B21B 1/22 ,  B21B 45/02 310 ,  F16N 7/32 ,  F16N 7/40 ,  F16N 39/00
FI (7件):
B21B 27/10 B ,  B21B 1/22 M ,  B21B 1/22 L ,  B21B 45/02 310 ,  F16N 7/32 ,  F16N 7/40 ,  F16N 39/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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