特許

J-GLOBAL ID：200903059879840953

抗原抗体反応の検出方法と抗原抗体反応検出用キット

発明者： 杉山 滋 ,  若山 純一 ,  関口 博史 ,  佐宗 めぐみ ,  大谷 敏郎
出願人/特許権者： 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
代理人 (1件)： 矢野 裕也
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-336594
公開番号（公開出願番号）：特開2007-139681
出願日： 2005年11月22日
公開日（公表日）： 2007年06月07日
要約：

【課題】 原子間力顕微鏡などの原子間力顕微鏡を使用しながらも、抗原抗体反応(その有無や程度)を明確に検出することのできる方法を提供することを目的とする。【解決手段】 原子間力顕微鏡における探針及び基板の一方に抗体を、他方に抗原をそれぞれ固定し、溶液中で前記探針と前記基板とを一旦接触させた後、前記探針を徐々に前記基板から引き離すときに要する力を計測して、抗原抗体反応を検出する方法において、測定に用いる溶液として、タンパク質、ペプチド、及び糖鎖又は親水基を有する長鎖炭化水素化合物から選ばれた1種の物質の分解物を含有する溶液を用いることを特徴とする抗原抗体反応の検出方法を提供する。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

原子間力顕微鏡を用いて抗原抗体反応を検出する方法において、測定に用いる溶液として、タンパク質及び糖鎖またはそれらの酵素,熱,酸による分解物、ペプチド、長鎖炭化水素化合物から選ばれた少なくとも1種の物質を含有する溶液を用いることを特徴とする、抗原抗体反応の検出方法。

IPC (6件)：

G01N 33/543 ,  G01N 13/16 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/545 ,  G01N 13/10 ,  G01N 33/553

FI (8件)：

G01N33/543 593 ,  G01N13/16 A ,  G01N33/53 Q ,  G01N33/545 Z ,  G01N13/10 D ,  G01N13/16 C ,  G01N33/553 ,  G01N33/53 T

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 蛍光免疫測定方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-372710   出願人：キヤノン株式会社, キヤノン化成株式会社

審査官引用 (4件)

• 原子間力探針プローブを用いた物質間の親和性の測定方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-327237   出願人：キヤノン株式会社
• ポリペプチドおよび抗原の安定化希釈液
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2001-545519   出願人：サーモバイオスターインコーポレイテッド, 旭化成株式会社
• 非特異反応抑制剤、抑制方法及び測定キット
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-120790   出願人：日本化薬株式会社
• 走査型プローブ顕微鏡の探針および力検出方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-344143   出願人：株式会社ニコン