特許
J-GLOBAL ID:200903059977648360

帆装船用航海計画支援システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 飯沼 義彦 ,  唐沢 勇吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-136212
公開番号(公開出願番号):特開2005-313827
出願日: 2004年04月30日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
【課題】 本発明は、推進用の主機関と帆とを備えた船舶が、A港からB港への航海に際し、帆の有効利用を図るため、気象海象予報の変化に応じA,B両港間における多数の通過点の各位置を順次改訂してゆくことにより、主機関の燃料消費量の節減ひいてはCO2ガスの排出量の減少をもたらすようにした帆装船用航海計画支援システムを提供することを課題とする。【解決手段】 船首側から船尾側へ順次立設された複数の帆と推進用主機関とを備えた船舶のための航海計画支援システムにより、出港時に気象海象予報に応じて各帆の有効利用を図るべくA港からB港までの多数の通過点を有する初期航路の選択が行われるが、第1通過点に到達した際には、そのときの新たな気象海象予報に応じて第2通過点以後のB港までの新航路が設定され、以下、順次各通過点に到達するごとに新航路の設定が行われるとともに、船速の選択も行われる。なお、上記帆は単一でもよい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
A港からB港へ到る航路を航行すべく推進用の主機関と帆とを備える船舶のための航海計画支援システムにおいて、風向に応じ上記帆の有効利用を図るべく、出航時に予め受信した気象海象予報に応じ上記帆の最適設定角を用いてA港から第1通過点,第2通過点,第3通過点,・・・,第(n-1)通過点,第n通過点を経由しB港へ到る初期航路の選択を行う航路選択手段と、隣接する上記通過点相互の各区間における船速の設定および同船速を得るための上記主機関の出力設定を行う船速選択手段とを備え、上記航路選択手段は、上記船舶が上記初期航路における第1通過点を経由する際に予め受信した新たな気象海象予報に応じ上記の第2通過点,第3通過点,・・・,第(n-1)通過点,第n通過点の各位置を改訂して第1次改訂航路の選択を行い、さらに、上記船舶が上記第1次改訂航路における上記第2通過点を経由する際に予め受信した新たな気象海象予報に応じ上記の第3通過点,・・・,第(n-1)通過点,第n通過点の各位置を改訂して第2次改訂航路の選択を行い、以下同様の手順により新たな気象海象予報に応じ各通過点の位置を改訂して第(n-1)次改訂航路まで順次航路の選択を行う手段を備え、上記船速選択手段は、上記航路の選択に応じて上記各区間における船速の改訂および同船速を上記帆の推力と協働して得るための上記主機関の出力設定を行う手段を備えたことを特徴とする、帆装船用航海計画支援システム。
IPC (3件):
B63B49/00 ,  B63H9/04 ,  B63H21/21
FI (3件):
B63B49/00 Z ,  B63H9/04 Z ,  B63H21/21
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 航海支援処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-027083   出願人:日本電気株式会社
審査官引用 (5件)
  • 船舶運航管理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-103929   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭60-139593
  • 特開平1-187611
全件表示

前のページに戻る