特許
J-GLOBAL ID:200903060078100026

高周波処置具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-234068
公開番号(公開出願番号):特開2007-044393
出願日: 2005年08月12日
公開日(公表日): 2007年02月22日
要約:
【課題】 粘膜剥離等の処置を効率的に行うために、針状ナイフを用いた高周波処置具を簡単な構成で形成でき、しかも処置の安全性を確保する。【解決手段】 可撓性シース2の先端部に硬質筒体20が挿入・固定され、この硬質筒体20には、針状ナイフ13の外径より大きい孔径の貫通孔21が形成されており、前端面20aは可撓性シース2の先端面2aとほぼ同一の平面を形成して円環状端壁Pとなり、硬質筒体20の後端面20bはテーパ面で、針状ナイフ13にストッパ突起22が設けられ、その前端面22aがテーパ面に当接可能な傾斜面となっており、これにより針状ナイフ13の突出長さが規制され、また相隣接するストッパ突起22,22間には連通路24が形成される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
内視鏡の処置具挿通チャンネル内に挿通可能な可撓性シースと、この可撓性シースの内部に設けられ、可撓性コードの先端に高周波電流が印加される針状の電極からなる高周波ナイフを設けた処置具本体とから構成した高周波処置具において、 前記可撓性シース内には、前端面がこの可撓性シースの先端面と概略同一平面をなすようにして電気絶縁性を有する硬質筒体が挿入固定されており、 前記硬質筒体は前記高周波ナイフの外径より大きい孔径を有するものであって、その後端部を外周側から内周縁に向けて内向きに傾斜するテーパ面形状となし、 前記高周波ナイフの軸線方向の所定位置に複数のストッパ突起が放射状に設けられており、これら各ストッパ突起の前端面は前記硬質筒体のテーパ面に対応する傾斜部となり、 前記高周波ナイフを前記硬質筒体から突出させて、前記ストッパ突起の傾斜部が前記硬質筒体のテーパ面に当接したときに、相隣接するストッパ突起間に前記可撓性シースの内外を連通させる連通路が形成される 構成としたことを特徴とする高周波処置具。
IPC (1件):
A61B 18/14
FI (1件):
A61B17/39 317
Fターム (6件):
4C060KK03 ,  4C060KK06 ,  4C060KK09 ,  4C060KK20 ,  4C060KK32 ,  4C060MM24
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (1件)
  • 高周波ナイフ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-113164   出願人:オリンパス株式会社

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