特許
J-GLOBAL ID:200903060081442868
自動車用ダイアグデータ管理システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-131365
公開番号(公開出願番号):特開2006-309511
出願日: 2005年04月28日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
【課題】 限られた容量の不揮発性メモリであっても、不具合原因究明に必要なダイアグデータを確実かつ効率的に保存できる自動車用ダイアグ管理システムを提供する。【解決手段】 時系列的に順次作成されるダイアグデータをランダムアクセスメモリ(RAM)上のバッファメモリ4eに随時上書更新しつつ一時的に記憶する一方、バッファメモリ4e上のダイアグデータが上書き等により更新されないようにするため、これを不揮発性メモリ5eに転送し、不具合解析等に必要な場合に、随時この不揮発性メモリ5eから読み出して使用する。このとき、バッファメモリ4eに送られてくるダイアグデータを無制限に不揮発性メモリ5eに転送するのではなく、電子機器がユーザーの期待通りに動作しなかった場合に、ユーザーによる特定反応動作を予め定めておき、その特定反応動作が検出された場合に限って、バッファメモリ4e内のダイアグデータを不揮発性メモリ5eに転送して記憶確定させる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
予め定められた自動車機能を担う電子機器の制御処理を、該電子機器に対応して設けられた機能操作部に対するユーザーによる操作情報に基づいて実施する電子機器制御手段と、
前記電子機器の作動・不作動を示すダイアグデータを、前記操作情報と対応付けた形で作成するダイアグデータ作成手段と、
ランダムアクセスメモリとして構成され、時系列的に順次作成される前記ダイアグデータを随時更新しつつ一時的に記憶するバッファメモリと、
記憶内容が電気的に書換え可能であって、外部からのリセット信号を受けても当該記憶内容を保持する不揮発性メモリにて構成され、前記ダイアグデータを外部出力用に確定記憶するダイアグデータ確定記憶メモリと、
該ダイアグデータ確定記憶メモリ内のダイアグデータを外部に出力するダイアグデータ出力部と、
前記電子機器が前記ユーザーの期待通りに動作しない状況と対応付けられた、前記ユーザーの特定反応動作を検出する特定反応動作検出部と、
前記特定反応動作検出部が前記特定反応動作を検出した場合に、前記バッファメモリ内の前記ダイアグデータを前記ダイアグデータ確定記憶メモリに転送して記憶確定させるダイアグデータ記憶確定制御手段と、
を有してなることを特徴とする自動車用ダイアグデータ管理システム。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F11/34 C
, G06F11/22 360E
Fターム (14件):
5B042GA11
, 5B042GB08
, 5B042MA06
, 5B042MA09
, 5B042MA17
, 5B042MB04
, 5B042MC15
, 5B042MC20
, 5B042MC35
, 5B042MC37
, 5B042NN04
, 5B042NN24
, 5B048AA17
, 5B048CC17
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
メモリ管理方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-084322
出願人:株式会社東芝
審査官引用 (5件)
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