特許
J-GLOBAL ID:200903060105194895

アンテナを携帯無線機に接続する方法、および、携帯無線機用アンテナの接続機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232048
公開番号(公開出願番号):特開平10-079612
出願日: 1996年09月02日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 ケース1に対して複合アンテナ20を伸縮可能に機械的に支持するとともに、該複合アンテナ20を高周波回路25に対して電気的に接続する技術を改良して、複合アンテナ20を構成している2個のアンテナ素子(20a、20b)をそれぞれ独立に調整することができ、かつ、接触不完全に因る導通不良トラベルを発生する虞れの無いようにする。【解決手段】 電気的長さλ/2のヘリカルアンテナ素子20aと電気的長さλ/2の線条アンテナ素子20bとを、電気絶縁性接続部材20cによって一直線状に連結して複合アンテナ20を構成する。一方、高周波回路25に接続した励振器24の開放端を、前期複合アンテナ20に対向離間せしめて静電容量cを形成し、これによって容量結合せしめる。
請求項(抜粋):
携帯無線機のケースの対して伸縮摺動可能なようにアンテナを機械的に支持するとともに、該アンテナを携帯無線機の高周波回路に対して電気的に接続する方法において、携帯無線機による通信に用いられる電波の波長をλとして、電気的長さがλ/2のヘリカルアンテナ素子と、電気的長さがλ/2の線条アンテナ素子とを、ほぼ一直線状に対向・離間せしめて配列するとともに、ヘリカルアンテナ素子が線条アンテナ素子に対向している部分をヘリカルアンテナ入力端とし、線条アンテナ素子がヘリカルアンテナ素子に対向している部分を線条アンテナ開放端として、上記のヘリカルアンテナ入力端と線条アンテナ開放端とを電気絶縁性の接続部材により機械的に一体的に連結して複合アンテナを構成し、上記複合アンテナのヘリカルアンテナ素子を携帯無線機のケース外に位置せしめて、該複合アンテナの線条アンテナ素子を携帯無線機のケースの壁に貫通せしめて摺動可能に支持し、かつ、入力端を高周波回路に接続されたλ/4励振器の開放端を前記複合アンテナに対向せしめて、該λ/4励振器の開放端を、?@前記複合アンテナがケースに対して収縮方向に摺動された状態ではヘリアルアンテナ入力端に対向・離間せしめて静電容量結合するとともに、?A前記複合アンテナがケースに対して伸長方向に摺動された状態では、線状アンテナ素子の開放端の反対側の端部に相当する線条アンテナ入力端に対向・離間せしめて静電容量結合することにより、前記複合アンテナを高周波回路に対して、直流的に非導通の状態で高周波的に接続することを特徴とする、アンテナを携帯無線機に接続する方法。
IPC (5件):
H01Q 1/24 ,  H01Q 1/10 ,  H01Q 1/50 ,  H01Q 11/08 ,  H01Q 19/28
FI (5件):
H01Q 1/24 A ,  H01Q 1/10 B ,  H01Q 1/50 ,  H01Q 11/08 ,  H01Q 19/28
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る