特許
J-GLOBAL ID:200903060180718352
既存建物の免震化工法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-327601
公開番号(公開出願番号):特開2009-144494
出願日: 2007年12月19日
公開日(公表日): 2009年07月02日
要約:
【課題】 地下や基礎下の掘削工事を殆ど必要とせず、既存建物の内部の工事も最小限で済み、既存建物の1階から上部を免震建物にできる既存建物の免震化工法。【解決手段】既存建物から少し離れた位置に新設杭21を設け、その上に免震装置を受ける新設基礎フーチング22を設ける。新設基礎フーチングの上に建物外免震装置31を置き、この上に少なくとも1階梁で構成される新設外周フレーム58を構成する。各既存柱41の1階の鉛直荷重を仮受した上で、その既存柱の1階柱の一部を水平方向に切断しこの切断部内に建物内免震装置32を配置する。切断部直上を水平方向に移動可能に支持されている新設床スラブ54を構築し、新設外周フレーム58と新設床スラブ54とを水平方向に連結する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
既存建物の1階床から上部を免震建物にする免震化工法であって、
既存外周柱の外側で既存建物から少し離れた位置の少なくとも4カ所に新設杭を打設するか直接基礎を設け、その上に免震装置を受ける新設基礎フーチングを設け、
前記新設基礎フーチングの上に建物外免震装置を置き、
前記建物外免震装置の上に少なくとも1階梁で構成される新設外周フレームを構成し、
前記既存建物の各既存柱の1階の鉛直荷重を仮受した上で、その既存柱の1階柱の一部を水平方向に切断しこの切断部内に建物内免震装置を配置し、
その切断した1階柱の切断部直上を水平方向に連結し、且つ既存の1階床スラブからは浮き上がっているか、もしくは既存の1階床スラブ上に床スラブ用免震装置で水平方向に移動可能に支持されている新設床スラブを構築し、
前記新設外周フレームと前記新設床スラブとを水平方向に連結することを特徴とする既存建物の免震化工法。
IPC (3件):
E04G 23/06
, E04H 9/02
, E04B 1/36
FI (5件):
E04G23/06 Z
, E04H9/02 331A
, E04H9/02 331D
, E04H9/02 331E
, E04B1/36 B
Fターム (16件):
2E139AA01
, 2E139AC03
, 2E139AC19
, 2E139AD04
, 2E139BB24
, 2E139BD35
, 2E139CA02
, 2E139CA11
, 2E139CA21
, 2E139CB19
, 2E139CC02
, 2E139CC03
, 2E139CC11
, 2E139CC15
, 2E176AA00
, 2E176BB28
引用特許: